「韓仏リーダーズフォーラム」の核心関係者が２３日、ソウル新羅ホテルで初会合を開いた。

「韓仏リーダーズフォーラム」（２４日開催）を主催する韓仏クラブ〔会長・洪錫炫（ホン・ソクヒョン）中央日報・ＪＴＢＣ会長〕、仏韓クラブ（会長ルイ・ガロア・プジョーシトロエン理事会議長）、韓国イメージコミュニケーション研究院（理事長チェ・ジョンファ）、駐韓フランス大使館が共に用意した席だ。リーダーズフォーラムは韓仏修交１３０周年記念行事の一環として両国の協力強化に向けて設けられた討論の場だ。ことしは今回の行事を皮切りに両国でさまざまな行事が年中行われる。

この日、韓国未来創造科学部の崔陽熙（チェ・ヤンヒ）長官は昼食会の歓迎の挨拶で「フランスは政治・経済・社会・文化のすべての面で韓国に模範国家として刻印されており、最近では革新を成し遂げた国家としても注目されている」とし「数カ月前、フランソワ・オランド大統領の訪問でも両国が協力のパートナーを越えて革新のパートナーとしても良好な関係を維持していけることを確認した」と述べた。


引き続き「最近、グーグルの人工知能アルファ碁と李世ドル（イ・セドル）九段の対局を観戦しながら産業パラダイムが転換中であることを再確認した」とし「このような時点において両国のビジョンが結合してシナジーを出しながら互いに大きな力になることを願う」と付け加えた。崔長官は１９８４年にフランスで博士学位（国立情報通信大）を取得した。

仏韓クラブの会長代行を務めたアリアンスペースＣＥＯのステファン・イスラエル氏は「昨年から仏韓交流の年に向けて多くのことを準備してきたがそれが現実化する時点だと思うと胸が高鳴る」とし「リーダーズフォーラムでは過去１３０年間に両国が結んだ戦略的パートナー関係を回顧し、未来に向けた新たな取り組みを提案することになるだろう」と明らかにした。洪会長は「韓仏リーダーズフォーラムへの出席のために遠方から来られたフランスの仏韓クラブのメンバーに感謝申し上げる」と述べた。

昨年４月に発足した韓仏クラブには趙亮鎬（チョ・ヤンホ）韓進（ハンジン）グループ会長、徐慶培（ソ・ギョンベ）アモーレパシフィックグループ会長、孫京植（ソン・ギョンシク）ＣＪグループ会長、成楽寅（ソン・ナクイン）ソウル大総長、柳津（リュ・ジン）豊山（プンサン）グループ会長、李仁浩（イ・インホ）ＫＢＳ（韓国放送公社）理事長、ソ・ジョンホ・アンバサダーホテルグループ会長、金東虎（キム・ドンホ）釜山（プサン）国際映画祭名誉執行委員長、朱鉄基（チュ・チョルギ）新北東アジア国際研究所長〔前青瓦台（チョンワデ、大統領府）外交安保首席〕、ファビアン・ペノン駐韓フランス大使などが参加している。フランス留学経験や交流がある各界の「親フランス」要人が主軸だ。

ことし２月にスタートした仏韓クラブは欧州最高の大学者と言われるジャック・アタリ氏（韓仏リーダーズフォーラム議長）をはじめ、アンリ・ロワレット「韓仏相互交流の年」フランス側組織委員長、ジェローム・ストール・ルノースポーツ社長、フィリップ・フォレスティエ・ダッソーシステムズ副会長、ジャン・ダニエル・トルジュマン・アスタトインターナショナル会長、ファッションデザイナーのジャン・シャルル・ドゥ・カステルバジャック氏、ブルーノ・フーシェ・フランス文化院長、ソフィ・マカリウ国立ギメ東洋美術館長、牟チョル敏（モ・チョルミン）駐フランス韓国大使が主な会員だ。

２４日午前９時、新羅ホテルで始まるリーダーズフォーラムでは「韓仏修交１３０周年の現在と未来」を主題に▲外交安保協力ビジョン▲経済的パートナーシップの強化拡大方案▲高等教育と科学技術の協力強化方案▲文化交流拡大および社会的挑戦－－などのセッション別討論が行われる。