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科学技術革命に乗った韓国の板橋は創造経済の出口(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版
「韓国経済は困難と希望が並存するが希望が困難よりも大きい」。板橋(パンギョ)テクノバレーの「グローバルリーダーズフォーラム」から出る一貫した声だ。このフォーラムは年間売り上げ500億ウォン(約47億円)以上の企業と主要機関の最高経営責任者(CEO)、大学総長など約100人で構成された板橋の会合だ。板橋にはグローバル最高技術責任者(CTO)フォーラム、売り上げ1兆ウォンを指向する企業の1兆クラブなどさまざま集まりがある。グローバルリーダーズフォーラムはこれらの集まりの代表格で、板橋アジェンダを作るのが主な役割だ。

ノーベル経済学賞を受賞した米コロンビア大学のジョセフ・スティグリッツ教授は最近世界経済を「大停滞」と表現した。だが板橋CEOは新産業革命の「大潮流」を先導し、停滞を乗り越えると誓う。

人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、3Dプリンティング、ビッグデータ、ドローン、無人自動車、ロボティックス、ゲノミクスなどいわゆる第4次産業革命が世界をひっくり返している。米国発の情報技術(IT)革新とドイツ発の製造革新が起こしている科学技術革命だ。


板橋はこの革命の主流に乗っている。板橋は韓国経済の大動脈だ。富川(プチョン)-始興(シフン)-九老(クロ)-良才(ヤンジェ)-板橋-光教(クァンギョ)-器興(キフン)-平沢(ピョンテク)とつながるICTベルトと、城南(ソンナム)(医療機器)-板橋-光教-華城(ファソン)(郷南医薬団地)につながるBTベルトが交差する所だ。板橋は20~30代の若い人材7万人が毎日出退勤するコンパクトシティであり、このうち女性が25%を占めるジェンダーシティだ。

板橋はクラスター革新団地だ。産業団地の進化の歴史を見ると、現在最先端に進化した形態だ。1960~80年代に造成された城南(ソンナム)一般産業団地(174万平方メートル、3100社、労働者4万人、売り上げ10兆ウォン)から、80~90年代に作られた仁川(インチョン)南洞工業団地(957万平方メートル、6800社、労働者9万人、売り上げ25兆ウォン)に進化した。10年前から造成された板橋テクノバレー(66万平方メートル、1000社、労働者7万人、売り上げ70兆ウォン)はICTとBTなど先端業種が集中している。(中央SUNDAY第471号)



科学技術革命に乗った韓国の板橋は創造経済の出口(2)

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