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【コラム】ロボット記者とノーベル文学賞を受賞した記者=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

チェルノブイリ事故を取材したドキュメンタリー『Voices from Chernobyl : The Oral History of a Nuclear Disaster』(右)とその韓国語版である『チェルノブイリの声』(左)の表紙

アルファ碁の衝撃につい将来の自分の仕事が心配になり、英国BBC放送のサイト『Will a robot take your job?(ロボットはあなたの仕事の代わりをするか?)』(www.bbc.com/news/technology-34066941)にアクセスした。オックスフォード大学の研究を基に、英国の各職種が20年内にコンピュータ化される確率を教えてくれる。「Journalist, newspaper or periodical editor(記者、新聞編集者)」の業種をクリックすると8%と弾き出された。おや? 意外に低い。

AP通信は2014年からデータ基盤のアルゴリズムで記事を大量生産する「Wordsmith(ワードスミス)」を導入して企業の四半期実績記事を書かせている。事実、現在韓国のポータルニュースセクションによく見受けられる報道資料をそのまま書き写したような記事や、リアルタイム検索語に載せようと焼き増した記事や急造した記事などすでにロボットが書いたようなそんな記事も、近い将来、本物のロボットがもっと正確に、はるかに早く書いてしまうだろう。それでも人間記者の消える確率がなぜ90%ではないのだろうか。未来学者トーマス・フレイ氏も人間領域から消える職種の一つに記者を挙げたが…。そうだ、現場取材記者は除いていた。

「記者は足で書かなくてはならない」という先輩方の古典的な訓戒が実感を持って感じられる瞬間だ。(記事書きが下手という意味の「足記者」ではない!)足で書かれた記事が偉大に拡張進化したケースが今、私の本立てに収められている。福島原発事故から5年目を迎えて改めて手にとった『チェルノブイリの声』(邦題は『チェルノブイリの祈り-未来の物語』)。ノーベル文学賞を授賞したベラルーシのジャーナリスト、アレクシエービッチの作品だ。著者は「新しい顔をした」災難について、10年かけて100人以上の人々をインタビューして彼らの声を本にまとめた。保護服もないまま原発事故現場に投入された夫が息を引き取った時、看病の代償として自らの健康とお腹の中の子供を失った女性。第2次世界大戦を耐え抜いた経験が自身を守ってくれると信じたが、目に見えず理解できない災難に無力感を感じるという学者など。


アレクシエービッチが書く本は、このようにノンフィクションジャーナリズムという形式を取っているが、ノーベル文学賞を受賞したことで静かな波紋を巻き起こした。人々に会い、彼らの生の声を引き出し、それを乾いた口語体の仮面をつけた意味深長な詩のように綴り、これらを編集して核災難の集合的体験と体験者の事情を有機的モンタージュとして構築したところに広い意味の文学的な力が認められたのだ。これはロボットにはできないことだ。自我まで備えた最上位の人工知能が出現する前までは。

すでに現実となった「ロボットジャーナリズム」の時代に淘汰されない人間のジャーナリズムとは何だろうか。アレクシエービッチはその答えを示してくれている。文学と学問の境界が崩れた新しいジャーナリズムに対して。

ムン・ソヨン コリア中央デイリー文化部長



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