米最大自動車会社ゼネラル・モーターズ(GM)がソウル大と電気自動車開発のための共同研究に入った。海外自動車企業が韓国の大学研究陣と共同で電気自動車をテーマに研究するのは今回が初めて。
ソウル大電気情報工学部のハ・ジョンイク教授、ソル・スンギ教授研究チームは年初、GMから研究費の支援を受け、電気自動車駆動技術に関連する研究を始めた。GMが支援する研究費は9000万ウォン(約900万円)の発展基金を含めて数億ウォンという。
この研究は制限された電力で最大限の動力を得る技術を開発するもので、効率性を高めるほど電気モーターを軽量化でき、電気自動車開発の核心の一つに挙げられる。ハ教授らが属するソウル大電気情報工学部電力電子研究センターは交流電動機の制御アルゴリズム、回路設計などに関する特許を保有している。ソウル大研究チームはGM以外にも現代自動車、マンドなどと電気自動車用インバーター(直流を交流に変換する装置)システムおよび制御技術を開発している。
今回の研究を担当するハ教授はソウル大で電気工学博士学位を取得し、日本の安川電機の研究所とサムスン電子で首席研究員、LSメカピオンで技術総括取締役(CTO)を務めた。元LG産電(現LS産電)電力電子研究室長で1991年からソウル大に在職しているソル教授は、2003-2004年に安川電機の常任技術顧問を務めた国内最高の電気工学者の一人。ハ教授は「GMとの契約のため具体的な研究テーマなどを明らかにするのは難しい」とし「電気自動車の開発過程でモーターやインバーターなど駆動装置の効率性を向上させるための技術を提示することに焦点を合わせている」と説明した。
GMは次世代電気自動車「シボレーボルトEV」開発のための戦略的パートナーとしてLG電子を昨年10月に選定するなど、韓国電子業界および学界との協力を強化している。LG電子が電気自動車に必須の電気駆動モーターなど電子装備分野で技術力を備えているため、GMとの共同開発のシナジー効果が大きいという分析だ。
ソウル大電気情報工学部のハ・ジョンイク教授、ソル・スンギ教授研究チームは年初、GMから研究費の支援を受け、電気自動車駆動技術に関連する研究を始めた。GMが支援する研究費は9000万ウォン(約900万円)の発展基金を含めて数億ウォンという。
この研究は制限された電力で最大限の動力を得る技術を開発するもので、効率性を高めるほど電気モーターを軽量化でき、電気自動車開発の核心の一つに挙げられる。ハ教授らが属するソウル大電気情報工学部電力電子研究センターは交流電動機の制御アルゴリズム、回路設計などに関する特許を保有している。ソウル大研究チームはGM以外にも現代自動車、マンドなどと電気自動車用インバーター(直流を交流に変換する装置)システムおよび制御技術を開発している。
今回の研究を担当するハ教授はソウル大で電気工学博士学位を取得し、日本の安川電機の研究所とサムスン電子で首席研究員、LSメカピオンで技術総括取締役(CTO)を務めた。元LG産電(現LS産電)電力電子研究室長で1991年からソウル大に在職しているソル教授は、2003-2004年に安川電機の常任技術顧問を務めた国内最高の電気工学者の一人。ハ教授は「GMとの契約のため具体的な研究テーマなどを明らかにするのは難しい」とし「電気自動車の開発過程でモーターやインバーターなど駆動装置の効率性を向上させるための技術を提示することに焦点を合わせている」と説明した。
GMは次世代電気自動車「シボレーボルトEV」開発のための戦略的パートナーとしてLG電子を昨年10月に選定するなど、韓国電子業界および学界との協力を強化している。LG電子が電気自動車に必須の電気駆動モーターなど電子装備分野で技術力を備えているため、GMとの共同開発のシナジー効果が大きいという分析だ。
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