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韓経:内憂外患に陥った韓国ゲーム産業

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ユン・ジュンヒ韓国ゲーム開発者協会長が3日、国家未来研究院主催でソウル獎忠洞(チャンチュンドン)のソウルクラブで開かれた「産業競争力フォーラム」において「韓国ゲーム産業の国際競争力の現況と向上案」について討論している。

「ゲーム産業が焦土化しています」

ユン・ジュンヒ韓国ゲーム開発者協会長は国家未来研究院の主催で3日ソウル獎忠洞(チャンチュンドン)のソウルクラブで開かれた「産業競争力フォーラム」で「開発者がゲーム業界を離れている」として「危機という言葉で表現しても足りないぐらいだ」と話した。

韓国経済新聞社が後援したこの日の行事では、クォン・テクミン嘉泉(カチョン)大学ゲーム大学院教授が「韓国ゲーム産業の現況と国際競争力向上案」をテーマに基調講演を行った後、専門家たちの討論が続いた。クォン・テクミン教授は「市場が成熟期に入りながら競争激化で広告・マーケティング費用が上昇している」として「資金力が不足した中堅企業は枯死する危機」と強調した。この日の討論にはカン・シンチョル韓国インターネットデジタルエンターテインメント協会長、クォン・カンヒョン西江(ソガン)大学教授、チェ・ボグン文化体育観光部コンテンツ政策官が参加した。


◆韓国市場を浸食する中国ゲーム

クォン・テクミン教授は「中国資本の韓国ゲーム市場の空襲が4~5年前から起きている」として「モバイルゲームを中心に中国資本依存現象が激しくなっている」と指摘した。例えば中国最大のゲーム流通社であるテンセントは、国内最大のモバイルゲーム社「ネットマーブルゲームズ」の持分25%、「4:33」の持分24%を持っている。

韓中自由貿易協定(FTA)の締結後も中国市場への進出障壁が相変わらずであることも事業の障害として挙げられた。クォン・テクミン教授は「中国のインターネット出版サービス管理規定が10日から施行される」として「合弁企業と外国系企業のインターネットサービスが禁止されれば、中国事業に支障をきたすことになる」と説明した。

カン・シンチョル協会長は「モバイルゲームの開発力が中国より落ちるという点をしっかりと認識すべきだ」として「PCオンラインゲーム市場でも韓国の開発会社の競争力が落ちている」と話した。彼は「モバイルゲーム市場内の競争激化で国内投資が萎縮している」として「英国のゲーム産業税額控除、フランスのゲーム産業租税減免などのような制度的支援を通じてゲーム産業への投資を誘導しなければならない」と主張した。

◆ゲームを「麻薬」扱いする政府

参加者は中国が自国市場の門を閉ざしながら自らのゲーム開発力を引き上げているにもかかわらず、韓国政府は部署間の行き違いでゲームに対する否定的認識だけを広めていると批判した。

ユン・ジュンヒ協会長は「文化体育観光部と未来創造科学部がウェブゲーム規制を緩和するなどゲーム産業育成策を発表して2週間も経たずに保健福祉部がゲーム中毒を病気コードとして管理する案を発表した」として「特定の規制自体よりもゲームに対する否定的認識を植えつけることが産業に直接的な被害を与える」と強調した。彼は「ゲームを文化として見ずに病気として見ている社会的認識のために良い人材がゲーム産業から離れている」とつけ加えた。これに対してチェ・ポグンコンテンツ政策官は「『ゲーム中毒』ではなく『過没入』という表現を使うのが正しい」として「福祉部を説得していく」と話した。



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