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<囲碁>人間vs人工知能…「アルファ碁、5年後には世界最高棋士に勝つ」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
人工知能アルファ碁(AlphaGo)を開発した「ディープマインド」のデミス・ハサビス最高経営責任者(CEO)は22日(現地時間)のインタビューで終始、自信を見せていた。ハサビスCEOは「李世ドル(イ・セドル)九段との対局は人工知能(AI)発展のための歴史的な挑戦」とし「副作用の懸念はあるが、AIは結局、人間の暮らしを助ける方向に発展するだろう」と述べた。アルファ碁は囲碁世界最強の李世ドル九段と3月9日から5局の勝負をし、人間に挑戦する。ハサビスは前日の8日に韓国を訪問する。以下は英ロンドンのディープマインド本社で進めたハサビスCEOとの一問一答。

--いつからアルファ碁の開発を始めたのか。

「研究を始めたのは約2年前で、本格的に取り組んで1年ほど経った」


--なぜ囲碁を目標にしたか。

「チェスではコンピューターが速い計算で人に勝つことができる。しかし囲碁はチェスと比較できないほど変数が多い。何よりも人の直観・洞察力が決定的な役割をする。それで囲碁はAIが人間に勝つことはできない領域と見なされてきた。こうした不可能に挑戦したかった。李世ドル九段との対局を『グランドチャレンジ』と表現する理由だ」

--囲碁はできるのか。

「アマチュア1段ほどの棋力だ。チェスのジュニア選手としても活動した。ケンブリッジ大コンピューター工学科を卒業し、ロンドン大で脳科学関連の博士学位を取得した。その後、MIT・ハーバードでマシンランニング・ディープラーニング関連の博士後課程(ポストドクター)を踏んだ。こうした背景がアルファ碁のAIを確立するのに役立った」

--樊麾(Fan Hui)二段との対局が昨年10月にあった。その間、アルファ碁の実力は高まったのか。

「アルファ碁は数多くの棋譜データに基づき、強化学習という試行錯誤を経て、自ら対局をしながら実力を高める。これとは別に会社レベルで他の多くのテストを遂行した。数カ月の間に棋力が大きく向上した」

--アルファ碁は棋勢など囲碁特有の要素を認知できるのか。

「数理的に判断できない部分であるため、アルゴリズムを構築するのが難しい。それはコンピューターが分からない人間固有の領域だ」

--実力の差が大きい場合、数十目以上で相手に勝つこともある。アルファ碁も可能か。

「アルファ碁は相手に勝つために情報を処理する。現在では『何目差の勝ち』というような具体的な目標を達成するように設計していない」



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