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サムスン・ギャラクシーS7、LG・G5…カメラが必殺技

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ベールに包まれていたサムスン電子「ギャラクシーS7」とLG電子「G5」のデザインやスペックが続々と姿を表わしている。ギャラクシーS7とG5は今月21日(現地時間)にスペインで開かれる「モバイルワールドコングレス(MWC)2016」で公開する2社の次期戦略スマートフォンだ。

11日、情報技術(IT)業界と主要な海外IT関連メディアなどによるとサムスンは「夜間撮影機能」、LGは「セカンド・スクリーン」を秘蔵の武器として「一番勝負」を準備している。

LG電子はフェイスブック、ツイッターなど主なソーシャルネットワークサービス(SNS)でG5の予告映像を公開して「眠らないPlay(プレー)、LG G5、Always ON(常にオンの状態)」というコピーをつけた。これは時間・日付・通知のような情報が別途のセカンド・スクリーンに常に表示されるということを意味する。別途の操作なしで基本情報をいつでも確認することができるという長所がある。


この機能はLGが昨年下半期に出した超プレミアムフォン「V10」にもあったが今回は大きさを増してスマートフォンの全面に配置し、より読みやすくした。

LGはその他に「デュアル・カメラ」をG5に装着した。1つのカメラは被写体に焦点を合わせ、もう1つのカメラは周辺背景の撮影のために広角機能を最大化した。画質がより鮮明なだけでなく、セルカ棒を別途購入しなくてもより多くの人物とより広い背景を写真に収めることができる。

サムスン・ギャラクシーS7もカメラ機能改善に精魂を込めた。サムスンは最近メディア・開発者などに送った招待状に「角」と「光」を強調するイメージを取り入れた。正六面体から「ハングル文字のキヨクの形(カギ括弧のような形)」に漏れ出る光によって夜間・低照度撮影機能を強化し、被写体の輪郭を明確につかみ出すという点を強調したものと解釈される。

サムスンはギャラクシーS7のカメラ・コンセプトを「デジタルカメラを威嚇するフォン・カメラ」とした。光に対する反応力を高めたセンサー技術を適用し、絞り値を大幅に改善して暗い場所で撮影しても鮮明なイメージが撮れるというのがサムスンの説明だ。

匿名希望のサムスン電子関係者は「背面カメラの画素数は1600万から1200万で前作より少なくなった」とし、「画素よりはセンサーの性能を高めて画質を改善するように方向を変えた」と伝えた。

バッテリー容量を上げたのも目につく変化だ。ギャラクシーS7は前作より容量が約20%多い3000mAh(ミリアンペア時)バッテリーを内蔵し、17時間連続で動画を再生することができる。

2モデルのデザインも主要なIT専門家のSNSを通じてひきつづき流出している。ギャラクシーS7の場合、全般的なデザインはギャラクシーS6と似ている。

ただし前作で短所とされた部分に対する微細調整により利便性を引き上げた。代表的なのはいわゆる「カトゥクトゥィ(カメラがぴょんと飛び出すように突き出ていること)」をなくしたのだ。

IT関連メディアのPisapapelesは「大容量バッテリーを搭載して機器が厚くなったし、これによって‘カトゥクトゥィ’が消えたものとみられる」と説明した。実際、サムスンは今回マイクロSDカード・スロットと防水機能などを復活させたため製品の厚さが前作より1ミリメートル程度厚くなった。

反面、G5はデザインを大きく変えた。これまでGシリーズに採用しなかったメタル素材を適用し、厚さも前作より1.6ミリメートルほど減らした。

取り外し式バッテリーはそのまま維持したが、一体型デザインの長所を出すためにスマートフォン下の装置を押すと下段が分離してバッテリーを交換する方式を選んだ。

GSMアリーナは「背面のボリューム・ボタンが横に移動し、裏面に指紋認識センサーがついた」と伝えた。



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