韓国と日本の花札は似ているが異なる。例えば鳥の絵が入ったカード(左側が韓国の花札、右側が日本の花札)を比較してみると、デザインと色、鳥の種に対する解釈などで差がある。植物でも黒萩(真ん中下)の場合、韓国は萩と解釈するが、日本は藤と解釈し、上下の方向も異なる。
花札に描かれた鳥・木・人・動物は、韓日中の四季の変化に合わせて生じた伝統文化と風習が動植物に反映された一つの象徴記号だ。したがってこの象徴記号を知ってこそ、花札が持つ文化・生態学的価値を理解することができる。このため花札は話を理解してすればさらにおもしろい。
花札に込められた韓日中文化(2)
花札に込められた韓日中文化(3)
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