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済州空港閉鎖2日目…運航再開は依然不透明

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
大雪と強風の影響で24日正午まで済州(チェジュ)空港の滑走路が全面閉鎖された。これにより済州~金浦(キンポ)路線など24日午前に運航予定だったすべての便が欠航した。

前日の23日に11センチの大雪により午後から航空機利用が制限されたのに続き2日目だ。

空港公社は運航再開に向け除雪車などを動員しているが、正午以降に運航が再開されるかは不透明な状態だ。気象庁が25日午前まで済州空港一帯に多くの雪が降ると予想しているためだ。


実際に済州一帯には現在大雪警報と注意報が発令されている。気象庁は「忠清(チュンチョン)以南の西海岸と済州道にはあすまで非常に多くの雪が降り積もるものとみられる」として24日午前6時30分を期して済州山間地方に大雪警報を、済州道の残り地域には大雪注意報を出した。

気象庁は済州空港周辺に出された大雪特報を25日正午に解除する方針だ。

これに加え強風も問題だ。気象庁は済州空港に強風特報と低視程特報に続き、ウインドシア(乱気流)警報も下した状態だ。ウインドシアは滑走路付近の風向きや風速が急激に変化する現象で、航空機の離着陸に決定的な影響を及ぼし“滑走路の無法者”と呼ばれる。

実際に2009年3月に成田空港で着陸したフェデックスの貨物機がウインドシアの影響で着陸中に突然転覆し爆発する事故もあった。

済州空港の低視程警報は24日正午、強風警報は25日午前3時にそれぞれ解除される見通しだ。しかしウインドシア警報は25日正午12時まで続く。

気象悪化による航空機の相次ぐ欠航でこれまで把握された済州空港滞留客だけで数千人に達する。こうした中、運航再開の有無が不透明な24日も7万人余りの空港利用が予定されており、大幅な混乱は避けられない見通しだ。



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