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アシアナ機、広島で滑走路それる…22人けが

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
アシアナ航空の旅客機が14日、広島空港に着陸する際、滑走路をそれ、乗客が負傷した。共同通信によると、乗客は軽傷し、人命被害はないという。アシアナ航空は「乗客18人が病院で検診を受けている」と明らかにした。

アシアナ航空によると、この日午後6時34分に仁川(インチョン)空港を出発したOZ162便(エアバスA320航空機)が午後8時5分に広島空港に着陸する際、事故が発生した。この航空機には韓国人8人など乗客73人と機長を含む乗務員8人が乗っていた。

共同通信によると、この事故で旅客機の左側の主翼の一部が損傷し、エンジンから煙が出た。乗客・乗務員の全員が非常用のシューターで機外に脱出した。また、この事故の影響で広島空港の滑走路が午後8時20分から閉鎖された。これを受け、広島空港を利用する航空便が相次いで欠航したり、到着地を変更した。


NHKによると、旅客機が着陸する際、機体の後部が滑走路に接触して火柱が出たと、空港側が消防当局に申告した。事故の原因について日本メディアは国土交通省の関係者の話を引用し、旅客機が着陸する際、滑走路付近の地上設備に接触した可能性があると報じた。アシアナ航空は「正確な事故原因は把握中で、事故収拾のために関連部署および関連機関と協力していく」と述べた。

アシアナ航空はこの日、ソウル江西区(カンソグ)の本社に事故対策本部を設置した。国土交通部は事故調査班を現地に急派し、事故原因を調査すると明らかにした。

これに先立ち2013年8月5日、大韓航空763便のボーイング737旅客機が新潟空港に着陸中、滑走路をそれて事故が発生した。当時、乗客106人と乗務員9人のうち負傷者はいなかった。しかし国土部は3週の日程で大韓航空に特別監査をした。このような航空事故が発生すれば、航空鉄道事故調査委員会が事故の原因を先に綿密に調査する。その後、国土部が機長や航空会社の過失の有無を確認し、資格停止など行政処分をする。しかし航空機事故の原因究明と行政処分には非常に長い時間がかかる。2013年に発生した大韓航空新潟空港事故に対する行政処分もまだ下されていない。国土部のクォン・ヨンボク航空安全政策官は「何よりも事故の原因を徹底的に調査することに集中する」と述べた。



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