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1カ月徹夜の準備…平昌初の模擬試験「問題なし」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

国際スキー連盟の最終審査を一週間後に控えた13日、旌善アルペン競技場が平昌冬季五輪のテストイベントの準備を終えてその威容を表した。(写真=平昌冬季オリンピック組織委員会)

来月6日、江原道旌善郡北坪面(カンウォンド・チョンソングン・プクピョンミョン)の旌善アルペン競技場には16カ国からおよそ240人のスキー選手が集まる。2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)を2年後に控えた時点で、初のテストイベントがこのコースで開かれる。着工前から迂余曲折を経た旌善アルペン競技場はようやく銀白色の美しい姿を世に現した。平昌冬季オリンピック組織委員会は「来月6~7日に開かれる国際スキー連盟(FIS)アルペン・スキー・ワールドカップ大会のための準備をすべて終えた」と13日、明らかにした。

旌善アルペン競技場は江原道旌善郡北坪面宿岩里の183万平方メートルの敷地につくられた。スロープの長さは2648メートルだ。この競技場では平昌五輪のアルペンスキー滑降、スーパー大回転などスピードを競う競技が行われる。標高差(出発と到着地点の高度差)が200~400メートルの一般スキー場とは違い、旌善アルペン競技場は標高差が825メートルにもなり、五輪基準(800~1100メートル)をクリアしている。

ここは国内で初めて建設されたアルペンスキー滑降競技場だ。しかし、江原道のうっそうとした山の中にスキー場を建設する作業は開始から困難を極めた。2012年6月、組織委が滑降競技場の敷地を確定・発表すると環境団体が激しく反発した。環境団体は「何日間の競技のために山林を傷つけるべきではない」としてスロープの建設に反対した。結局、男女コースを一つのスロープに統合するよう設計を変え、環境影響評価を受けた末にようやく2014年10月から工事を始めることができた。


軟弱な地盤も克服しなければならない課題だった。昨年初め、専門家による診断の結果、ゴンドラ(小型ケーブルカー)の鉄塔を立てるには地盤がひどく軟弱なことが分かった。地盤補強工事をしなければならないせいで、昨年11月までに8本の鉄塔しか立てることができなかった。昨年10月から11月までは、22日間にわたって雨が降り、関係者の心労を募らせた。



1カ月徹夜の準備…平昌初の模擬試験「問題なし」(2)

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