サムスンバイオロジックスの第2工場
注文を受けたバイオ医薬品を生産するサムスンバイオロジックスは現在3万リットルの生産規模を備えた第1工場を稼動している。建設を終え生産前点検中の第2工場(15万リットル)は来年3月に稼動を始める。2018年9月に第3工場まで完工すればサムスンバイオロジックスは生産規模36万リットルの世界最大のバイオ医薬品生産施設を備えることになる。規模で競合企業のスイスのロンザ(26万リットル)、ドイツのベーリンガーインゲルハイム(24万リットル)を抜くことになる。
バイオ医薬品は動物細胞で作られるため第1世代たんぱく質医薬品とは次元が違う難易度の繊細な製造工程を必要とする。このために技術参入障壁が高くノウハウ習得期間も長い。
産業の特性がこうした状況でサムスンは始まりも遅れた。韓国のセルトリオンはすでに2000年代末に同じ事業を開始した。だがサムスンは半導体生産を通じて蓄積したノウハウで克服するという計画を推進してきた。「プロジェクトエジソン」と命名された一連の工程を通じプラント建設期間は最大限短縮し費用は減らしたのだ。
他の製薬会社の場合、通常9万リットル規模のバイオプラント生産設備を作るのに40カ月以上かかり1兆ウォン(約1029億円)程度の費用を投じる。サムスンバイオロジックスの第3工場は18万リットル規模の生産設備を35カ月で作り費用は8500億ウォンに減らした。
サムスン副会長の勝負…「バイオ医薬で第2の半導体神話」(2)
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