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20年間狭められなかった「200カイリ」…韓中最初のボタンかけられるか(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国と中国が22日にソウルで初めての海洋境界画定交渉を行う。韓中が西海(ソヘ、黄海)上の境界を画定する問題は両国が国連海洋法条約に加入した1996年以降20年間溝を狭められなかった懸案だ。2000年に妥結した韓中漁業協定の際に韓国側水域に置けなかった離於島(イオド)管轄権の問題も争点になる見通しだ。未完の交渉を決着させるため韓国からは趙兌烈(チョ・テヨル)外交部2次官、中国からは劉振民外務次官が首席代表として出席する。

両国の海洋境界画定が難しい理由は韓中間の海域の幅がとても狭いからだ。国連海洋法条約上、沿岸国は沿岸から最大200カイリ(約370キロメートル)まで排他的経済水域(EEZ)を設定できる。だが、韓中間の海域は最も狭いところで184カイリ(約340キロメートル)、最も広いところも400カイリ(約740キロメートル)に満たない。両国が設定できるEEZの相当部分が重なる状況だ。

すると両国はまず漁業協定を通じて経済的利害関係を調整した。98年に当時の金大中(キム・デジュン)大統領が訪中したことを契機に2000年8月に交渉が妥結した。だが両国はこの時EEZ境界を画定できず、韓国は離於島一帯を管轄水域に含ませられなかった。当時中国に離於島に対する権利を主張する口実を与えたという批判も出た。


交渉実務責任者であった朴徳培(パク・ドクペ)元農林水産食品部次官は回顧録で「両国が共同管理する暫定水域南方限界線の真下にある離於島は少しだけ努力したら韓国の水域に含ませられた。批判されても受け入れるほかない」と書いた。

◇「離於島問題解決する戦略的機会」=今回は15年前の2000年の漁業交渉当時より韓中関係が友好的という肯定的要因があるが、依然として立場は平行線だ。まず韓国は各海域の等距離に中間線を引こうという立場で、中国はいわゆる「公平性」を考慮し、それよりも韓国側の東に引かなければならないという。大陸棚、海岸線の長さ、人口数、歴史的背景など関連事項を考慮するのが公平だという主張だ。



20年間狭められなかった「200カイリ」…韓中最初のボタンかけられるか(2)

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