モンゴルのチメディーン・サイハンビレグ首相が今年2月、人口300万人目の主人公の赤ちゃんを抱いている。首相は出生1カ月後に家を訪れて母親に「300万人目の国民」証明書とお祝いのケーキを渡した。ツァヒアギーン・エルベグドルジ大統領はモンゴルジンという名前をつけ、7000万トゥグルグ(約4100万ウォン)相当の家をプレゼントした。モンゴルは昨年、94年ぶりに新生児記録を更新した。(写真=モンゴル政府)
モンゴルのエルベグドルジ大統領が今年1月、300万人目の国民になった赤ん坊の親にお祝いの電話をかけた。
オガンチメグさんは「英雄母2号」だ。子供が4~5人いる母親にあたえる国家勲章だ。勲章ではあるが英雄母という言葉が刻まれたバッジだ。オガンチメグさんは27歳の時に子供4人をもうけて郡守から勲章をもらった。2号母になれば毎年10万トゥグルク(約6万ウォン)が出る。子供が6人以上なら1号となる。モンゴルの合計出産率(女性1人が一生に産む子供の数)は2.22人(韓国1.21人)だ。昨年、歴代最高の新生児(8万2839人)記録を打ち立てた。1921年に中国から独立して94年ぶりだ。出産率は1970年(7.6人)よりもはるかに低いが絶対人口が増えながら新生児記録を更新した。
歴代モンゴル大統領の第1の課題は人口増加だ。人口開発社会福祉部のホサアン・バブガイ児童家族開発課長は「人口はまさに国家安保」と話した。憲法は「高齢と障害、子供と出産は金銭的支援を受ける権利があり、国家は家族・母親・子供の安寧を保護する」と規定する。重罪(公金有用など)を犯さなければ妊産婦と3歳以下の子供がいる母親を解雇できない規定(勤労基準法)があり、政府はすべての子供に18歳まで児童手当て(月1万2000ウォン)を支給する。
ツァヒアギーン・エルベグドルジ大統領も2009年の大統領選挙で「人口開発」をスローガンとして前面に出し、当選後には「子供・女性保護が最優先」としてアクションプラン(実行計画)を組んだ。2012年に社会福祉部を人口開発社会福祉部へと変えた。今年1月、人口300万人達成の主人公になった新生児の両親に電話でお祝いし、この場面が全国に生中継された。その家庭に7000万トゥグルク(約4100万ウォン)相当の家と「モンゴルジン(mongoljin)」という名前を贈った。300万人は13世紀初めにモンゴルが最も繁盛していたジンギスカン時代の人口(推定値)だ。これだけではない。来年から幼稚園に行けない3~5歳児の家庭に保育教師を送る。毎年幼稚園100カ所を新設し、国家支出の20%を子供教育に投資する政策も計画中だ。
韓国は盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が出産奨励を国家アジェンダにした後、李明博(イ・ミョンバク)大統領は低出産高齢社会委員会を福祉部長官の直属に格下げした。朴槿恵(パク・クネ)大統領は就任してから約2年後に委員会を初めて開催した。チャン・インソン国会予算政策処経済分析官は「低出産対策が大統領の第1アジェンダにならなければならない」として「どれほど深刻な問題意識を持ってリーダーシップを発揮するかによって成果が変わる」と話した。
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