第19代国会の最後の通常国会が9日、幕を下ろした。9月1日に開会して100日間も続いた長期レースだった。しかし結果は良くない。与野党が今回の通常国会に入って9日午前まで処理した法案は127件で、処理件数は一日平均1件ほどだった。
みすぼらしい生産性に対する批判が強まると、国会は9日午後4時に開いた最後の本会議で114件の法案を大量に上程し、3時間余りですべて処理した。法案の趣旨の説明もほとんど省き、簡単な表決で1分50秒に1件ずつ議事棒をたたいた。また法案をすべて処理した後、決議案3件を処理する直前に停会し、続開する過程では議決定足数8人が不足し、6分間ほど会議が止まる事態も発生した。第19代の最後の通常国会を終える瞬間だった。
与野党はこの日の本会議に労働改革関連5法案(産災保険法・勤労基準法・雇用保険法・派遣法・期間制法)のほか、サービス産業発展基本法、企業活力向上特別法(ワンショット法)、テロ防止法など争点法案は上程もできなかった。
鄭然国(チョン・ヨングク)青瓦台(チョンワデ、大統領府)報道官は争点法案が処理できなかったことについて、「通常国会の最終日の一日だけでも政治的な論争をやめてほしいという国民の期待と熱望を破る行為であり、国会自らが立法機能を放棄したという点で非常に遺憾」と述べた。
通常国会をモニタリングしてきた「正しい社会市民会議」によると、今回の通常国会で議員の本会議出席率は91.3%(12月2日の本会議まで集計)だった。同団体が毎回本会議ごとに最後まで席にいた議員の数を基準にすると出席率は55.3%に大きく落ちた。在籍議員は294人だが、本会議に最初から最後までいた議員は163.6人にすぎなかった。統計によると、本会議のたびに議員15.3人は理由を明らかにせず無断欠席をした。
第19代国会にはこうした不名誉を払拭する機会も事実上残っていない。最後の通常国会を最後に議員の心は来年の総選挙の準備に向かうのが明らかだ。その代わり第19代国会には任期中に発議された1万件ほどの法案だけが「係留中」という札を付けて残ることになる。このうちほとんどは第19代国会任期終了日(来年5月29日)に自動廃案となる運命だ。このように1万件以上が自動廃案となった前例は韓国国会史になかった。第15代459件、第16代839件、第18代3345件と自動廃案は増加傾向だが、直前の第18代国会でもその件数は6489件だった。
法案の発議ばかりして処理はできず、法案可決率(発議法案のうち本会議で可決された法案の比率)でも第19代は歴代で最も低い成績を残すことになった。「立法府」という名に合わないみすぼらしい成績表だ。
第19代国会が残した不名誉な記録はほかにもある。「迷惑国政監査」記録だ。韓国経済研究院によると、国政監査に歴代国会のうち最も多い3482人の証人を呼び、証人1人あたりの答弁時間は最も短い16分2秒だった。
みすぼらしい生産性に対する批判が強まると、国会は9日午後4時に開いた最後の本会議で114件の法案を大量に上程し、3時間余りですべて処理した。法案の趣旨の説明もほとんど省き、簡単な表決で1分50秒に1件ずつ議事棒をたたいた。また法案をすべて処理した後、決議案3件を処理する直前に停会し、続開する過程では議決定足数8人が不足し、6分間ほど会議が止まる事態も発生した。第19代の最後の通常国会を終える瞬間だった。
与野党はこの日の本会議に労働改革関連5法案(産災保険法・勤労基準法・雇用保険法・派遣法・期間制法)のほか、サービス産業発展基本法、企業活力向上特別法(ワンショット法)、テロ防止法など争点法案は上程もできなかった。
鄭然国(チョン・ヨングク)青瓦台(チョンワデ、大統領府)報道官は争点法案が処理できなかったことについて、「通常国会の最終日の一日だけでも政治的な論争をやめてほしいという国民の期待と熱望を破る行為であり、国会自らが立法機能を放棄したという点で非常に遺憾」と述べた。
通常国会をモニタリングしてきた「正しい社会市民会議」によると、今回の通常国会で議員の本会議出席率は91.3%(12月2日の本会議まで集計)だった。同団体が毎回本会議ごとに最後まで席にいた議員の数を基準にすると出席率は55.3%に大きく落ちた。在籍議員は294人だが、本会議に最初から最後までいた議員は163.6人にすぎなかった。統計によると、本会議のたびに議員15.3人は理由を明らかにせず無断欠席をした。
第19代国会にはこうした不名誉を払拭する機会も事実上残っていない。最後の通常国会を最後に議員の心は来年の総選挙の準備に向かうのが明らかだ。その代わり第19代国会には任期中に発議された1万件ほどの法案だけが「係留中」という札を付けて残ることになる。このうちほとんどは第19代国会任期終了日(来年5月29日)に自動廃案となる運命だ。このように1万件以上が自動廃案となった前例は韓国国会史になかった。第15代459件、第16代839件、第18代3345件と自動廃案は増加傾向だが、直前の第18代国会でもその件数は6489件だった。
法案の発議ばかりして処理はできず、法案可決率(発議法案のうち本会議で可決された法案の比率)でも第19代は歴代で最も低い成績を残すことになった。「立法府」という名に合わないみすぼらしい成績表だ。
第19代国会が残した不名誉な記録はほかにもある。「迷惑国政監査」記録だ。韓国経済研究院によると、国政監査に歴代国会のうち最も多い3482人の証人を呼び、証人1人あたりの答弁時間は最も短い16分2秒だった。
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