何よりも価格競争力で日本に劣勢というのが衝撃的だ。円安や原油安による製造コストの下落だけではない。日本は「失われた20年」の間、賃金がほとんど上がらなかった。1999年以来最大という今年の賃金上昇率は前年比でわずか1.9%だ。日本は単位労働費用(人件費÷労働生産性)が2013年から中国よりむしろ低くなったという研究結果(グラフ)もある。生活費もソウルが東京よりはるかに高い。価格競争力で劣勢になるしかない構造だ。
しかも中国は技術でも韓国を脅かしている。造船などではすでに中国に劣勢だという。韓国の技術力を確保しようと優秀人材に従来の月給の9倍も提示している。中国は持続的な賃金急騰のため、もう世界の工場ではないという指摘が説得力を得ている。一部の日本企業は中国から日本にUターンしている。中国も今では独自のハイテク技術に進んでいる。
しかも中国は技術でも韓国を脅かしている。造船などではすでに中国に劣勢だという。韓国の技術力を確保しようと優秀人材に従来の月給の9倍も提示している。中国は持続的な賃金急騰のため、もう世界の工場ではないという指摘が説得力を得ている。一部の日本企業は中国から日本にUターンしている。中国も今では独自のハイテク技術に進んでいる。
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