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サムスン電子がスマートカーに集中…サムスン物産は建設・バイオ体制に(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
サムスングループが来月初めに大幅に組織を改編する。特にグループの事実上の持ち株会社であるサムスン物産とサムスン電子の大々的な変化が予想される。サムスン物産の場合、建設とバイオの2本軸にする体制で再編され、電子系列会社も急成長を見せるスマートカー部門を集中育成することにした。サムスングループは週初めに社長団人事を発表する予定だ。

サムスン関係者は29日、「李副会長の主導で社長団人事と役員人事、組織改編を近日中に終わらせる予定だ。サムスン物産とサムスン電子を中心に人的刷新がなされるだろう」と話した。

まず現在建設・商事・ファッション・リゾート建設の4部門で4人の代表理事を置いているサムスン物産は最も規模が大きい建設部門を中心に組織が改編される見通しだ。


7~9月期のサムスン物産の売り上げを部門別に見ると、建設部門が3兆4680億ウォン(約3674億円)でファッションの3440億ウォン、リゾート建設の9670億ウォンを圧倒する。人材も建設部門が7000人台に対し商事部門は1000人に満たない。

まずリゾート建設部門は既存のサムスン物産建設部門に吸収される可能性が大きい。これと関連してリゾート建設部門は最近希望退職などを通じた構造調整を終えた。また、敷地買い入れ費用と設計費などで100億ウォンを使ったエバーランドリゾート内のホテル建設プロジェクトも無期限延期した。

ファッション部門も既存の商事部門とシナジーを出す方向で組織が改編される見通しだ。

サムスン物産の組織改編を陣頭指揮する崔治勲(チェ・チフン)社長(58)が副会長に昇進するかが注目される。統合サムスン物産の理事会議長を務めるチェ社長は社長に昇進してから7年が過ぎた。サムスン物産はまた、バイオ部門に大きな期待をかけている。来年初めにサムスンバイオエピスが米ナスダック上場を控えており、バイオ後続品を生産するサムスンバイオロジックスも上場予定だ。サムスン物産はサムスンバイオロジックスの株式51%を保有している。



サムスン電子がスマートカーに集中…サムスン物産は建設・バイオ体制に(2)

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