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ソウル市、道峰区に国内最大「ロボット博物館」建設へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ソウル市が2020年までに道峰区倉洞(トボング・チャンドン)に国内最大規模の「ロボットテーマ博物館」(仮称)をつくることにした。総事業費だけで380億ウォンが投入されるが、科学博物館2カ所が2016年と2017年にオープンする予定であり、重複投資ではないかとの指摘も出ている。

ソウル市のアン・ジュンホ博物館振興課長は26日「人口1000万人のソウル市にふさわしいロボット展示施設が必要だと判断し、2020年の開館を目標に来月から妥当性調査サービスに入る」と話した。

「ソウル市ロボット博物館基本構想計画」によれば、建設予定地は市が研究開発(R&D)産業地区・複合文化団地として育成中の倉洞車両基地のそばだ。アン課長は「先端産業の中心地になる地域の特性にふさわしく、大型公演会場のソウルアリーナ(2020年完工)などとともにソウルのランドマークになるだろう」と展望した。


ソウル市が推進中の博物館は、地下1階、地上3階建物で延べ面積6500平方メートルに及ぶ。▼世界の主要ロボット展示室▼ロボット歴史館▼ロボット制作・体験空間などで構成される。ここに「ヒューボ(HUBO)」や「アシモ(ASIMO)」など国内外の人型ロボットを展示する方案も検討されている。これは現在、富川市(プチョンシ)と春川市(チュンチョンシ)のロボットテーマ展示施設が1階建ての小規模であることとは対照的だ。

しかしソウル市立科学館(2016年6月)や国立子供科学館(2017年4月)など科学・ロボットをテーマにした施設などが相次いでソウルでの開館を控えており、重複事業だという意見もある。

ソウル市のキム・チャンウォン議員は「市のタコ足式の博物館造成事業について十分な事前検討が必要だ」として「建設予定のシルク博物館や市民生活史博物館などの実際の予算執行率は0~5%台に過ぎない状況だ」と指摘した。



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