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<プレミア12>崩せない大谷、韓国の「天敵」になるのか

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
試合には勝ったが、大谷翔平(21、日本ハム)は崩せなかった。

韓国は19日、東京ドームで行われた「プレミア12」準決勝で日本に4-3で勝った。敗色濃厚だった9回に奇跡が起こった。代打の呉載元(オ・ジェウォン)と孫児葉(ソン・アソプ)が救援投手の則本昂大を攻略し、連続ヒットを放った。続く鄭根宇(チョン・グンウ)がタイムリーを放ち、金賢洙(キム・ヒョンス)の押し出しの四球で韓国はさらに1点を追加した。最後は李大浩(イ・デホ)の役割だった。交代した増井浩俊のフォークボールをとらえ、2打点逆転タイムリーを放った。李大浩の安打は決勝打となった。

鮮やかな逆転勝ちを果たしたが、韓国は8回まで0-3と封じ込まれた。日本の先発・大谷を攻略できなかった。大谷はこの日、7イニングを1安打無失点と好投した。出塁はわずか2回、2回の李大浩の死球と7回の鄭根宇の中前ヒットだ。投球数85球のうちストライクが63球にのぼるほど攻撃的な投球をした。


韓国は8日に札幌ドームで行われた開幕戦でも大谷と対戦した。当時も6イニング2安打無得点と抑え込まれた。韓国代表は二度もやられてはいけないという覚悟で、大谷攻略に向け3つの作戦を準備した。2ストライクに追い込まれる前に直球を狙う、2ストライクになればカットして投球数を増やす、フォークボールにだまされない、というものだった。

しかしこうした作戦が色褪せるほど大谷は完璧な投球をした。直球・フォークボールにスライダーまで加えた配球で韓国の打者を混乱させた。5回には3者連続三振を喫した。韓国の打者が打てないというより、大谷が「怪物」だった。

大谷は日本代表のマウンドで松井裕樹(20)に続いて2番目に若い。今後も国際舞台で対戦する可能性が十分にある。今大会で攻略に失敗しただけに、今後、韓国の天敵として定着すると予想される。確実な対策が必要だ。



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