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<W杯サッカー>笑う韓国、渋面の日本、泣く中国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国は「晴れ」、日本は「くもり」、中国は「雨」。2015年韓日中サッカーの気象図だ。サッカー韓国代表は17日、2018年ロシアワールドカップ(W杯)アジア2次予選G組第6戦でラオス(FIFAランキング176位)に5-0で快勝した。韓国は2015年に行ったAマッチ20試合を16勝1敗3分け(勝率80%)という成績で終えた。20試合のうち17試合は無失点だった。失点はわずか4。1試合あたりの失点率が0.2点の韓国は、国際サッカー連盟(FIFA)209加盟国で最少失点率1位となった。

◆常勝の韓国=最近6連勝の韓国は最終予選進出が早期に決まる可能性がある。同組2位のクウェート(勝ち点10、3勝1敗1分け)のサッカー協会が最近、FIFAから資格停止処分を受けたからだ。クウェート政府が最近、体育団体の行政に介入できるよう法律を改正すると、FIFAはクウェートの国際大会出場を認めなかった。これを受け、17日に予定されていたクウェート-ミャンマーのG組予選も無期限延期となった。もしクウェートが不戦敗となれば、韓国は来年3月の2次予選2試合の結果に関係なく最終予選進出が確定する。

韓国代表のウリ・シュティーリケ監督(61)は「インドネシアはクウェートと似た理由で2次予選に出場することもできなかった。FIFAが異なる基準を適用してはいけない」とFIFAに圧力を加えた。シュティーリケ監督はアジアを越えて世界を眺めている。シュティーリケ監督は「来年6月には欧州に遠征し、強豪チームと親善試合をする計画」と述べた。ユーロ2016本戦進出を逃したオランダ(16位)、デンマーク(35位)、スコットランド(44位)などとの親善試合で韓国選手の競争力を高めるという腹案だ。


◆内輪もめの日本=日本は17日、アウェーでカンボジアと2次予選E組第6戦を行い、2-0で勝って5勝1分けとした。しかしFIFAランキング183位のカンボジアを相手に苦戦した。後半のオウンゴールとロスタイムのゴールで辛勝した。ヴァヒド・ハリルホジッチ監督(62)は「数人の選手のプレーに怒りを感じる」と語った。日本は6月、ホームでのシンガポール(152位)戦で、23本のシュートを放ちながらも得点なく引き分けた。韓国が優勝した東アジアカップでは最下位(4位)に終わった。日本メディアは「眠気を誘う不可解な戦術」、「監督は言い訳と錯覚ばかり」とし、ハリルホジッチ監督を非難している。

◆危機の中国=中国は習近平国家主席が「サッカー崛起」を叫んでいるが、むしろ沈みかけている。2002韓日W杯本戦進出以降3大会連続で予選敗退している中国は、今回は最終予選進出も不透明な状況だ。アラン・ペラン監督(59、フランス)が率いる中国代表は17日、2次予選C第6戦で香港と0-0で引き分け、現在組3位(3勝1敗2分け、勝ち点11)だ。同じ組のカタール(6勝、勝ち点18)が最終予選進出を早くも決定し、韓国人のキム・パンゴン監督(46)が率いる香港(4勝1敗2分け、勝ち点14)が2位。

8組に分かれて行われる2次予選では各組1位8チームと2位チームのうち成績が良い4チームが最終予選に進出する。中国は来年3月の2次予選残り2試合(モルディブ、カタール戦)で好成績を出さなければならない。中国がC組2位になっても8組の2位チームのうち上位4チームに入る必要がある。



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