ソウル中央地裁が元国家代表の競泳選手・朴泰桓(パク・テファン、26)に男性ホルモンのテストステロン成分が含まれたネビドを注射して業務上過失致傷で裁判を受けている朴泰桓の元主治医であるT病院K院長(48)に17日、禁錮刑10月と罰金100万ウォン(約10万5100円)を求刑した。
ソウル中央地裁刑事8単独のカン・ビョンフン部長判事の審理によるK院長に対する結審公判で、検察は「Kは朴泰桓から禁止薬物注意の要請を受けたにもかかわらず、ドーピングの専門知識があるかのように安心させてネビドを投与した」とその求刑理由を説明した。続いて「Kが医療関係者としての原則を守っていれば今回のようなことは起きなかっただろう。自身の明らかな過失に対して理由を上げて責任を回避している」と指摘した。禁錮刑は刑務所での収監生活となるが、労働しない点が懲役刑とは異なる。
ソウル中区(チュング)T病院の院長であるKは朴泰桓に世界アンチ・ドーピング機関(WADA)の禁止薬物であるネビドの副作用や注意事項などをしっかりと説明しないまま注射した容疑で、ことし2月に不拘束になっていた。検察はK院長が投与過程で朴泰桓に同意を求めなかったため、医師に要求される注意義務に違反したと判断した。この事件により、朴泰桓はことし3月に国際水泳連盟ドーピング委員会から資格停止18カ月の懲戒を受けた。懲戒期間は2014年9月3日から来年3月2日までだ。
一方、K院長に対する宣告公判は翌月17日に行われる。
ソウル中央地裁刑事8単独のカン・ビョンフン部長判事の審理によるK院長に対する結審公判で、検察は「Kは朴泰桓から禁止薬物注意の要請を受けたにもかかわらず、ドーピングの専門知識があるかのように安心させてネビドを投与した」とその求刑理由を説明した。続いて「Kが医療関係者としての原則を守っていれば今回のようなことは起きなかっただろう。自身の明らかな過失に対して理由を上げて責任を回避している」と指摘した。禁錮刑は刑務所での収監生活となるが、労働しない点が懲役刑とは異なる。
ソウル中区(チュング)T病院の院長であるKは朴泰桓に世界アンチ・ドーピング機関(WADA)の禁止薬物であるネビドの副作用や注意事項などをしっかりと説明しないまま注射した容疑で、ことし2月に不拘束になっていた。検察はK院長が投与過程で朴泰桓に同意を求めなかったため、医師に要求される注意義務に違反したと判断した。この事件により、朴泰桓はことし3月に国際水泳連盟ドーピング委員会から資格停止18カ月の懲戒を受けた。懲戒期間は2014年9月3日から来年3月2日までだ。
一方、K院長に対する宣告公判は翌月17日に行われる。
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