第6回韓日中首脳会談が1日午後、3年半ぶりに青瓦台(チョンワデ、大統領府)で開かれた。朴大統領と安倍首相(左)、李克強中国首相(右)が手を握り合っている。この日、3カ国首脳は「北東アジアの平和と協力のための共同宣言」を採択した。朴大統領と安倍首相は今日(2日)、就任後初めての韓日首脳会談を行う。(青瓦台写真記者団)
首脳らは「3カ国の協力が完全に復元されたという意見で一致した」とし「3カ国首脳会談を定例的に開催するという点を再確認した」と述べた。特に3カ国協力基金(TCF)設立に合意した後、「我々は3カ国協力基金が3カ国協力事業の発展に重要な役割をするという考えで一致した」と強調した。
ただ、歴史問題に関しては「歴史を直視し、未来に向かって進むという精神に基づき、3カ国が関連問題を適切に処理し、2国間関係改善および3カ国協力強化のために努力していくことにした」とし「歴史直視と未来志向」という従来の原則だけを再確認した。李首相は記者会見で「歴史問題が相互信頼の前提条件」とし「誰もが知る理由で3カ国の協力プロセスが過去3年間妨げられた」と述べた。
3カ国首脳は北朝鮮の核問題に関し、6カ国協議の早期再開を強調した。首脳らは「韓半島(朝鮮半島)での核兵器開発に断固反対するという立場を再確認し、すべての関連国連安保理決議および9・19共同声明上の国際的義務と公約が忠実に履行されるべきだという意見で一致した」とし「韓半島に緊張をもたらしたり国連安保理決議を違反するいかなる行動にも反対する」と明らかにした。続いて「韓半島非核化の実質的進展のための意味のある6カ国協議を早期に再開するために共同の努力を続けていくことにした」と述べた。共同宣言には朴大統領の対外政策である北東アジア平和構想が盛り込まれた。3カ国首脳は「北東アジア平和協力構想関連の高位級会議を継続して推進する」と述べた。南シナ海紛争には言及しなかった。
この記事を読んで…