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<野球>「主将」鄭根宇「日本のホームアドバンテージ臆することない」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
「プレミア12」野球国家代表チーム主将の鄭根宇(チョン・グンウ、33)が、11月8日に日本の札幌ドームで開かれる日本代表チームとの開幕戦に立ち向かう覚悟を明らかにした。彼は「これまで韓国よりも日本や海外で行った試合が多いほうだった。開幕戦は日本で開かれるが雰囲気に臆することはないだろう」と話した。鄭根宇は金寅植(キム・インシク)プレミア12代表チーム監督(68)やコーチングスタッフ、選手団の推薦のもと主将に選ばれた。金寅植監督は28日、蚕室(チャムシル)球場で開かれた公式練習に先立ち「全員の意見を取りまとめて主将に選んだ。代表チームを最も長くやっている選手で、古参に属する。鄭根宇の上は投手の鄭大ヒョン(チョン・デヒョン)ぐらいだ。野手パートのほうが良いと考えた」と伝えた。

“キャプテン”の肩が重い。今回の代表チームはサムスンと斗山(トゥサン)の韓国シリーズ(KS)の余波で11人が外れたまま練習している。常備軍12人が一緒にいるが、ポジションがすべてそろわず練習試合を行うことができない。もしKSが第7戦まで続く場合、来月4~5日に予定されたキューバとの評価試合でも11人が欠場する展望だ。正規シーズンが終了後はみな休息を取っており試合感覚を取り戻すのに時間がかかる。鄭根宇は「“ベスト”戦力が集まってこそ本当のスタートだとみる」として「ワールドベースボールクラシック(WBC)はスプリングキャンプと練習試合をしてから合流するが、今大会はシーズンが終わった後休息を取った後なので体をすぐに作ることが思うように容易ではない。試合感覚が最も心配だ」と語った。雰囲気は悪くない。この日午前11時から蚕室球場に集合した代表チームは終始活気に満ちた雰囲気の中で練習を行った。鄭根宇は「過去の代表チームが李承ヨプ(イ・スンヨプ、39)、金敏宰(キム・ミンジェ、42)先輩や82年生まれが主軸だったが、今年は90年代生まれが多い。世代交代の出発点であるようだ」として「今も雰囲気が良いがKSに出ている精鋭メンバーが来ればより良くなるだろうと思う。国家代表チームは全員がチーム内で主力選手なので、こちらからさせなくても自覚してやるだろう」と話した。

代表チームは開幕戦で大谷翔平(21、日本ハム)が先発に出ると予想している。「エース」であり韓日戦という特殊性まであってプレッシャーになるしかないという状況だ。金寅植監督は「札幌ドームが日本ハムのホーム球場なので開幕戦は大谷が出てくるだろう。過去の世界青少年野球選手権大会で大谷を見たが、簡単に打つのが難しい時速160キロの球を投げた。制球がカギだ」と説明した。一方、主将は男らしく大谷を待っていた。鄭根宇は「投打兼業で有名な大谷と正面対決してみたい。個人的に関心があり、投打の映像を全て探してみた。打撃も力強くうまく打っていた」として「これまで海外で試合をたくさん行ってきて日本のホーム球場の雰囲気に臆することはないと思う。最初の試合なのでうまくスタートを切って良い雰囲気を作れたらいい」と意志を見せた。

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