韓国の忠清南道（チュンチョンナムド）が世界遺産に登録された百済歴史遺跡地区を前面に出し、日本人観光客の誘致に出た。

忠清南道は１３日、都内のホテルで百済文化・観光説明会を開いたと明らかにした。

同日開かれたＰＲイベント「２０１５百済文化・観光日本プロモーション」は韓国観光公社と共同で用意された。日本現地の旅行会社や航空会社、報道機関関係者、百済観光共同広報団、韓国旅行業界関係者など１００人余りが参加した。


忠清南道の安熙正（アン・ヒジョン）知事は挨拶の言葉を通じて「百済と日本は活発な交流を基に、密接な関係を結んできた。百済歴史遺跡は古代北東アジアの平和・交流・繁栄の結果」としながら「１４００年前の百済と日本の歴史を受け継ぎ、北東アジアの平和と繁栄、交流と協力のために両国が、今後、手を携えて一層努力していこう」と伝えた。

安知事は引き続き「今回の観光説明会は韓日両国の豊富な観光資源を両地域の共同発展の元手とするための方法を一緒に考えようとの趣旨で準備した」とし「さらに活発な観光交流を通じてより大きな信頼と友情を築き、地球村の身近なパートナーになれることを期待する」と付け加えた。