会社員のチョンさん(42)はこのところシャオミにどっぷりはまっている。1日何時間寝て、このうち熟睡した時間はどれだけかをその場ですぐスマートフォンで確認できるシャオミのミーバンドを買ってからだ。1万9000ウォンのミーバンドは歩数計機能だけでなく文字メッセージや電話お知らせ機能まで備えた。需要が多く注文しても1週間待たなければならなかったが製品には満足で不満はない。チョンさんは「簡単な機能だけ備え使いやすい上に価格とデザインまで気に入っている。シャオミのスマートフォンやヘルスメーターも買ってみる考えだ」と話した。
◇レノボ、来月スマートフォン「PHABプラス」韓国で発売
中国IT機器熱風が激しい。わずか1年ほどの間に雰囲気ががらりと変わった。熱風の震源地はシャオミだ。同社がシャオミブランドを広めるために昨年原価以下の価格で出したスマートフォン補助バッテリー「ミーパワーバンク」がその始まりだった。韓国製なら通常は5万ウォンをはるかに超えるほどの製品だが、シャオミはこれを2万ウォンに満たない価格で中国市場に出した。思っていたよりも製品が良いという意味でこの製品には「大陸の失敗」という別称が付けられた。「価格に比べ性能が良い」といううわさが韓国にも出回り、輸入代行企業が雨後のたけのこのようにできた。ミーバンド、スマートフォンの紅米ノート、イヤホン、ヘルスメーターまで興行を継続し韓国最大ポータルサイトのネイバーにシャオミ関連カフェもできた。9月基準でネイバーのシャオミカフェは124件ある。「シャオミストーリー」というカフェの会員数は12万3000人に達する。中国のシャオミファンと比較するには少ない数字だが、韓国でもシャオミファン層が形成されているという点で意味がある。オンライン販売と口コミがシャオミの高度成長の核心ということを考えればさらに意味がある。
オープンマーケットである「11番街」が集計したシャオミブランド製品の売り上げは今年に入り8月末までで前年同期比3823%の急増となった。正式な韓国法人すら設立されていない状況で起きた異例な成長だ。11番街のソ・ヘリム携帯電話・アクセサリー担当MDは「シャオミのミーバンドは韓国で9月8日に正式に発売され4時間で1500個を完売するほど大きな人気を得ている。シャオミ製品は『大陸の失敗』ではなく『大陸の実力』と呼ばれるほど」と説明した。
中国IT企業の躍進はシャオミだけの話ではない。レノボの成長も目立つ。2005年に韓国法人を設立してからわずか10年でレノボはオフラインショップで初めて一部ノートブック製品群で売り上げ1位に上がった。オンライン市場での成長はさらに激しい。レノボは11番街を通じて販売されるノートブックブランドのうち前年同期比で最も高い成長率となる43%を記録した。競合メーカーに比べ安い価格を前面に出したレノボは来月には韓国のスマートフォン市場にも参入する。最近ドイツで開かれた世界最大の家電見本市IFAで公開したファブレット製品である「PHABプラス」だ。この製品は画面のサイズが6.8インチで、韓国で発売されたスマートフォンでは最も大きい。フルHD(超高画質)ディスプレーに、ドルビーアトモスサウンドを搭載し劇場水準の音質を楽しむことができると同社は説明した。PHABプラスがターゲットとする消費者はゲームを楽しむ20代とナビゲーション機能をよく使う30~40代の消費者だ。価格は30万ウォン台で、レノボはオープンマーケットを通じて販売する予定だ。
3823%、韓国で大きく成長するシャオミ(2)
◇レノボ、来月スマートフォン「PHABプラス」韓国で発売
中国IT機器熱風が激しい。わずか1年ほどの間に雰囲気ががらりと変わった。熱風の震源地はシャオミだ。同社がシャオミブランドを広めるために昨年原価以下の価格で出したスマートフォン補助バッテリー「ミーパワーバンク」がその始まりだった。韓国製なら通常は5万ウォンをはるかに超えるほどの製品だが、シャオミはこれを2万ウォンに満たない価格で中国市場に出した。思っていたよりも製品が良いという意味でこの製品には「大陸の失敗」という別称が付けられた。「価格に比べ性能が良い」といううわさが韓国にも出回り、輸入代行企業が雨後のたけのこのようにできた。ミーバンド、スマートフォンの紅米ノート、イヤホン、ヘルスメーターまで興行を継続し韓国最大ポータルサイトのネイバーにシャオミ関連カフェもできた。9月基準でネイバーのシャオミカフェは124件ある。「シャオミストーリー」というカフェの会員数は12万3000人に達する。中国のシャオミファンと比較するには少ない数字だが、韓国でもシャオミファン層が形成されているという点で意味がある。オンライン販売と口コミがシャオミの高度成長の核心ということを考えればさらに意味がある。
オープンマーケットである「11番街」が集計したシャオミブランド製品の売り上げは今年に入り8月末までで前年同期比3823%の急増となった。正式な韓国法人すら設立されていない状況で起きた異例な成長だ。11番街のソ・ヘリム携帯電話・アクセサリー担当MDは「シャオミのミーバンドは韓国で9月8日に正式に発売され4時間で1500個を完売するほど大きな人気を得ている。シャオミ製品は『大陸の失敗』ではなく『大陸の実力』と呼ばれるほど」と説明した。
中国IT企業の躍進はシャオミだけの話ではない。レノボの成長も目立つ。2005年に韓国法人を設立してからわずか10年でレノボはオフラインショップで初めて一部ノートブック製品群で売り上げ1位に上がった。オンライン市場での成長はさらに激しい。レノボは11番街を通じて販売されるノートブックブランドのうち前年同期比で最も高い成長率となる43%を記録した。競合メーカーに比べ安い価格を前面に出したレノボは来月には韓国のスマートフォン市場にも参入する。最近ドイツで開かれた世界最大の家電見本市IFAで公開したファブレット製品である「PHABプラス」だ。この製品は画面のサイズが6.8インチで、韓国で発売されたスマートフォンでは最も大きい。フルHD(超高画質)ディスプレーに、ドルビーアトモスサウンドを搭載し劇場水準の音質を楽しむことができると同社は説明した。PHABプラスがターゲットとする消費者はゲームを楽しむ20代とナビゲーション機能をよく使う30~40代の消費者だ。価格は30万ウォン台で、レノボはオープンマーケットを通じて販売する予定だ。
3823%、韓国で大きく成長するシャオミ(2)
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