中国の習近平国家主席が、北朝鮮の核兵器を容認しないという意を明確にした。習主席は２２日、訪米を前にウォールストリートジャーナル（ＷＳＪ）との書面インタビューで「韓半島（朝鮮半島）の非核化に対する中国の立場は非常に確かで明らかなもので、平和的な方法を通じて韓半島の非核化を実現し、韓半島の平和と安定を守らなければならないと考えている」と強調した。

習主席は引き続き「韓半島の情勢が複雑で敏感な現状況で、中国は米国や関連国と共に韓半島問題の適切な処理および北東アジアの長期的な安定実現などの問題に対して緊密な疎通と協力を続けさせることを願う」と明らかにした。

スーザン・ライスホワイトハウス国家安保補佐官も２１日（現地時間）、ジョージ・ワシントン大学での講演で「米国と中国は北朝鮮を決して核保有国と認定しないだろう」と強調した。米国を国賓訪問する習主席は２５日ホワイトハウスで開かれる首脳会談で、オバマ米国大統領と北核問題で同じ声明を出すものとみられる。