韓国デルファイ労組組合員が先月28日、昌原市(チャンウォンシ)のS&T重工業本社前でS&Tのデルファイ買収に反対するデモを行った。労組は「S&Tに売却されればゼネストを行う」と主張した。(写真=S&T重工業)
自動車の空調・ステアリング・ブレーキ装置部品会社である韓国デルファイは、本社の米国デルファイが50%の持分を保有している。事態は今年2月、米国デルファイが保有持分売却を推進しながら大きくなった。ここに2大株主のイレNSとS&Tが参入すると労組が「S&Tではだめだ」と反対し始めた。労組組合員の58%がイレの株式を持つ株主である特殊な状況だ。S&T側は「労組が事実上の利害関係があるイレの肩を持ったこと」と主張した。
会社の新しい主人も「思い通り」に…米国の本社訪ねデモ行った韓国デルファイ労組(2)
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