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<野球>プレミア12代表、「新顔」で弱点補完

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
11月に開催される「プレミア12」国際大会に出場する韓国代表が新しい選手を大挙抜てきし、不足する点を補完した。

KBOは8日に技術委員会を開き、代表チームの予備エントリー(45人)を発表した。予備エントリーに入った選手を1カ月間チェックした後、10月初めに最終エントリー(28人)が確定する。予備エントリーではこれまで代表経験がない柳熙寛(ユ・ヒグァン、29、斗山)、李大恩(イ・デウン、26、千葉ロッテ)、パク・ジョンフン(24、SK)、朴海旻(パク・ヘミン、25、サムスン)が目を引く。

最も注目されるのは今季20勝に挑戦する投手の柳熙寛。現在、勝利数1位(17勝)の柳熙寛は最高球速が135キロだが、制球力と巧みな投球術、度胸のよさで毎年成長し、今年はトップレベルの投手となった。成績を見ると当然、代表入りする資格がある。


しかし遅い球が国際舞台で通用するかという懸念の声もある。韓国代表の金寅植(キム・インシク)監督はシーズン中に柳熙寛の選抜に関する質問に対し、「技術委員と相談する」と言葉を控えたが、結局、大勢には逆らえなかった。柳熙寛は成人になってから代表選抜に一歩近づいた。

予備エントリーには梁ヒョン種(ヤン・ヒョンジョン)、27、起亜)、金広鉉(キム・グァンヒョン、27、SK)など左腕の先発は豊富だ。しかし右腕の正統派先発は尹盛桓(ユン・ソンファン、サムスン)、柳済国(リュ・ジェグク、LG)ほどだ。特に速球投手が不足する。しかしこの悩みは昨年マイナー生活を整理して日本プロ野球に行った李大恩で埋める計画だ。

李大恩は速球が150キロを超える。今季、日本舞台ではやや起伏があり、先発と中継ぎを行き来したが、球威は認められている。日本で9勝した点も注目される。何よりも予選ラウンドで対戦する米国と日本を相手にその経験は活用する価値があるという評価だ。金寅植監督も「李大恩は国内の投手と比較して速球もあり、変化球の活用も悪くない」と評価した。

下手投げのパク・ジョンフンは国際大会向けの抜擢だ。過去の米国代表やキューバ代表など野球強国の打者は特に下手投げに弱い姿を見せた。地面にすれるほど低いところから投球するパク・ジョンフンのフォームは十分に競争力があるという評価だ。パク・ジョンフンのシーズン成績は4勝7敗、防御率5.07と良くはないが、外国人打者に対しては被安打率1割9分5厘(41打数8被安打)と強い。金寅植監督は「サイドアーム投手よりさらに低いアンダーハンド投手である点に注目した。シーズン初期に比べてボールの動きが良くなっていると判断した」と抜てきの背景を説明した。

打者では外野手の朴海旻(サムスン)が最も目を引く。守備能力が高く盗塁1位の朴海旻が長打力を備えた崔炯宇(チェ・ヒョンウ)などを抑えて予備エントリーに含まれた。金寅植監督は「守備固めや代走としても活用できる」と称賛し、最終エントリー入りの可能性も高まった。



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