先月22~24日、南北高官接触で合意した共同声明文に北側が先月4日、地雷挑発に対して「遺憾を表明した」という表現を盛り込んだことについて北朝鮮が2日、謝ったものではないとの主張を出した。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が委員長を務める国防委員会の政策局報道官の談話という形式を通じてだ。朝鮮中央通信が報じたこの談話は「一言で『遺憾』というのは、『そのようなことがあり残念です』というような表現に過ぎない」と主張した。引き続き「北と南が一つの席で合意した共同声明文をめぐってどちらか一方の勝利として描写すること以上に浅はかで下品なことはない」としながら、南側で今回の合意が政府の原則論の勝利だと評価することに反発した。
これについて鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)統一部報道官は2日、定例ブリーフィングで「共同声明文に2項(遺憾の表明)自体が盛り込まれたことが正解で、(北朝鮮国防委政策局談話は)大きな意味がないのではないか考える」とし「(北朝鮮の)言葉一句一句にわれわれが引っ張られる必要はない。今は合意履行のために互いの間で努力する時であって、言葉でやりあっている時期ではない」と述べた。別の政府当局者は匿名を前提に「北朝鮮が『遺憾表明』というワーディング(言葉)にこのように反応すること自体が、北朝鮮内部でこれを痛々しく受け入れている反証ではないかと言える」と解釈した。
北朝鮮はまた、高官接触以降、韓国当局と接触関連者が南北関係改善の雰囲気に逆行する発言をしているとし、強い不満を表示した。国防委の政策局報道官は談話で「南朝鮮当局はなんとかつくり上げた南北関係の改善の雰囲気に抵触する言動を控えなければならない」と明らかにした。報道官はまた「運命的な時刻に災いを福に転換させた今回の合意を大切にして、豊かな結実を手入れしながら有益な実践的措置だけを取るべきなのに、共同声明文発表以降、南朝鮮では関係改善の雰囲気を惑わす言動が続いている」と主張した。続いて「南朝鮮で起きている現状況をそのまま放置しておく場合、民族和解の貴重な芽は厳しい霜に当たることになり、南北関係は必ず対決の原点に戻るほかないだろう」と威嚇した。最近、国防部で金正恩斬首作戦の話などが流出したことに対する反発とも解釈される。
北朝鮮は先月、合意翌日の25日には接触当事者だった黄炳瑞(ファン・ビョンソ)軍総政治局長、27日には他の接触当事者である金養建(キム・ヤンゴン)党対南担当秘書兼統一戦線部長が朝鮮中央テレビを通じて南北関係改善の意志を表明し、28日には金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が合意履行の意志を直接明らかにしたことがある。今回の2日の国防委政策局談話はこの延長線上から出たものとみるのが政府の雰囲気だ。鄭報道官は2日のブリーフィングで北朝鮮のトーンが変わったのではないかとの質問に、「今回の談話も北朝鮮内部の発言の延長線上」としながら「南北間対話の経験に照らし合わせると、(遺憾を表明した)2項がなぜ入ったかは北側に与える意味がある。そのため(北側が)われわれに向けたこのような様々な話は大きな意味がないのではないか、そう思う」と述べた。
これについて鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)統一部報道官は2日、定例ブリーフィングで「共同声明文に2項(遺憾の表明)自体が盛り込まれたことが正解で、(北朝鮮国防委政策局談話は)大きな意味がないのではないか考える」とし「(北朝鮮の)言葉一句一句にわれわれが引っ張られる必要はない。今は合意履行のために互いの間で努力する時であって、言葉でやりあっている時期ではない」と述べた。別の政府当局者は匿名を前提に「北朝鮮が『遺憾表明』というワーディング(言葉)にこのように反応すること自体が、北朝鮮内部でこれを痛々しく受け入れている反証ではないかと言える」と解釈した。
北朝鮮はまた、高官接触以降、韓国当局と接触関連者が南北関係改善の雰囲気に逆行する発言をしているとし、強い不満を表示した。国防委の政策局報道官は談話で「南朝鮮当局はなんとかつくり上げた南北関係の改善の雰囲気に抵触する言動を控えなければならない」と明らかにした。報道官はまた「運命的な時刻に災いを福に転換させた今回の合意を大切にして、豊かな結実を手入れしながら有益な実践的措置だけを取るべきなのに、共同声明文発表以降、南朝鮮では関係改善の雰囲気を惑わす言動が続いている」と主張した。続いて「南朝鮮で起きている現状況をそのまま放置しておく場合、民族和解の貴重な芽は厳しい霜に当たることになり、南北関係は必ず対決の原点に戻るほかないだろう」と威嚇した。最近、国防部で金正恩斬首作戦の話などが流出したことに対する反発とも解釈される。
北朝鮮は先月、合意翌日の25日には接触当事者だった黄炳瑞(ファン・ビョンソ)軍総政治局長、27日には他の接触当事者である金養建(キム・ヤンゴン)党対南担当秘書兼統一戦線部長が朝鮮中央テレビを通じて南北関係改善の意志を表明し、28日には金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が合意履行の意志を直接明らかにしたことがある。今回の2日の国防委政策局談話はこの延長線上から出たものとみるのが政府の雰囲気だ。鄭報道官は2日のブリーフィングで北朝鮮のトーンが変わったのではないかとの質問に、「今回の談話も北朝鮮内部の発言の延長線上」としながら「南北間対話の経験に照らし合わせると、(遺憾を表明した)2項がなぜ入ったかは北側に与える意味がある。そのため(北側が)われわれに向けたこのような様々な話は大きな意味がないのではないか、そう思う」と述べた。
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