韓国の家計負債が6月末で1130兆5000億ウォン(約114兆700億円)と、再び史上最大を更新した。
韓国銀行が25日に発表した「2015年4-6月期中の家計信用(暫定)」によると、国民の家計負債を示す家計信用は6月末現在で1130兆5000億ウォンの残額を記録した。
これは1年前の同じ期間より94兆6000億ウォン(9.1%)増加した水準で、ことし3月末と比較して32兆2000億ウォン(2.9%)増加した。前期に比べて32兆2000億ウォン増加したのは、韓銀が家計信用の統計を取り始めた2002年10-12月期以後、歴代最大値となる。
李柱烈(イ・ジュヨル)韓銀総裁は、家計負債の急増でマクロ経済リスクが拡大する可能性がある点について懸念する見方を、最近、表明していた。李総裁は今月20日、「政策金利の水準が下がって家計負債の増加が拡大した。これに伴って金融システムリスクだけでなく消費余力の弱化などマクロ経済的なリスクも高まっている」とし「これについて注意を傾けている」と明らかにしていた。
韓国銀行が25日に発表した「2015年4-6月期中の家計信用(暫定)」によると、国民の家計負債を示す家計信用は6月末現在で1130兆5000億ウォンの残額を記録した。
これは1年前の同じ期間より94兆6000億ウォン(9.1%)増加した水準で、ことし3月末と比較して32兆2000億ウォン(2.9%)増加した。前期に比べて32兆2000億ウォン増加したのは、韓銀が家計信用の統計を取り始めた2002年10-12月期以後、歴代最大値となる。
李柱烈(イ・ジュヨル)韓銀総裁は、家計負債の急増でマクロ経済リスクが拡大する可能性がある点について懸念する見方を、最近、表明していた。李総裁は今月20日、「政策金利の水準が下がって家計負債の増加が拡大した。これに伴って金融システムリスクだけでなく消費余力の弱化などマクロ経済的なリスクも高まっている」とし「これについて注意を傾けている」と明らかにしていた。
この記事を読んで…