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<南北高官接触>北朝鮮「地雷爆発による南側軍人の負傷は遺憾」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

南北高官接触が25日未明、劇的に妥結した。これに先立ち朴大統領は24日午前、青瓦台首席秘書官会議を主宰し、「挑発と不安状況を繰り返さないためには、北側の確実な謝罪と再発防止約束が必要だ」と述べた。

南北が25日0時55分、木箱入り地雷挑発(4日)事件で始まった軍事的緊張局面を解消することに合意した。22日午後6時30分に南北高官接触を始めて以来78時間25分ぶりだ。

南側代表の金寛鎮(キム・グァンジン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室長は北側代表の黄炳瑞(ファン・ビョンソ)軍総政治局長と25日0時55分、6項目を盛り込んだ共同声明文に合意した。「南北高位当局者接触共同声明文」という合意文で、南北は早期の南北関係改善に向けて当局会談を開催することにした。

特に北側は南側が要求してきた地雷挑発事件などに関する謝罪および再発防止に関し、「南側の軍人が負傷したことに遺憾を表明する」と明らかにした。これに関し青瓦台は「北が主語で明示された遺憾を表明したのは今回が初めて」と述べた。南側は北側が要求してきた対北朝鮮拡声器放送中断について「異常な事態が発生しない限り」という条件を付けてすべての拡声器放送を25日12時に中断することにした。こうした合意を受け、北側は直ちに準戦時体制を解除することにした。


特に南北は懸案のほか、今年の秋夕(チュソク、中秋)を契機に離散家族再会を実施し、これを今後も継続していくことで合意した。このために実務者協議も来月初めに行うことにした。

青瓦台の関係者は「非武装地帯の南側地域で発生した地雷爆発で南側軍人が負傷したことに遺憾を表明した」とし「北から事実上の謝罪を受けた」と述べた。また対北朝鮮拡声器放送の中断も「異常な事態が発生しない限り」という条件を付けた点を挙げ、「その間、我々が要求してきた事項がほとんど反映された」と意味付けした。

青瓦台側は近く開催する「当局会談」について主体を明らかにしていないが、今回の高官接触を通じて北側とある程度の信頼が築かれただけに、追加の協力につながる可能性があると期待を表した。

これに先立ち朴槿恵(パク・クネ)大統領は24日午前に開かれた青瓦台首席秘書官会議で、「先週末から開かれた今回の接触で2日間夜通し議論し、現在、合意のための詰めの議論が行われている」と明らかにした。北朝鮮側の最終決断を通じた最終段階が残っているという意味だと、青瓦台の関係者は伝えた。

朴大統領は合意の前、北朝鮮の決断を要求するために「マジノ線」も公開的に強調した。朴大統領は「何よりも今回の事態を引き起こした北の地雷挑発などに対する謝罪を受け、再発を防止することが最も重要だ」とし「過去のように北が挑発状況を最大化し、安保に脅威を与えても、決して退かない」と強調した。また「挑発と不安状況を繰り返さないためには北側の確実な謝罪と再発防止約束が必要だ。そうでなければ政府は相応の措置を取り、対北拡声器放送を続ける」と釘を刺した。

国防部は24日午前、「韓米両国は現在の韓半島(朝鮮半島)危機状況に注目しながら、米軍の戦略資産(先端軍事装備)展開時点を弾力的に検討している」と明らかにした。米軍の戦略爆撃機B-52など北朝鮮が最も恐れる武器の韓半島(朝鮮半島)出撃を要請しているとも述べた。B-52はAGM-86 ALCMなど空対地核巡航ミサイルと24メガトン級水素爆弾4発を搭載できる。



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