現代自動車グループが京畿道義王市の中央研究所で先端技術を集約して試験中の「Rカー」内部の姿。ハンドルを握らなくても「自律走行(1)」が可能で、無公害「水素燃料電池(2)」で動く。天井には太陽光電池パネル(3)を付け電力を生産し、ドアの内装材もエコ素材(4)を使った。
研究所のイム・テウォン所長(54)は、「華城市(ファソンシ)の南陽研究所がすぐに商用化可能な技術を研究するならば、われわれは数十年未来のための先行技術に死活をかける組織」と話した。
「Rカー」はIT企業であるグーグルやアップルまで参入する自動車大戦で現代自動車の挑戦を見せる象徴だ。現代自動車グループは世界市場で年間800万台を販売する。トヨタやフォルクスワーゲンなどに次いで世界5位だ。1967年に組み立て業者としてスタートし、難関を乗り越え半世紀で神話を成し遂げた。宿題もある。国民大学のユ・ジス総長(元自動車産業学会会長)は、「韓国車の技術力は世界的水準に来た。だがラグジュアリー・プレミアム車両としてのブランド価値と高級仕様は不足する」と診断した。
さらには「自動車の定義」が変わっている。自動車は移動手段から「IT・娯楽」を組み合わせた融合製品に進化する。現代自動車グループは設立6年目の中央研究所で突破口の糸口を探している。固有デザインの「ポニー」、独自エンジンの「アルファ」のように、故鄭周永(チョン・ジュヨン)名誉会長の「技術独立精神」を継承しようとしている。そして研究開発の結果をひとつひとつ「Rカー」に落とし込んでいる。
まだ進む道は長い。産業研究院のイ・ハング専任研究委員は「ドイツの自動車業界が研究開発で年間30兆ウォンを使う時、われわれは6兆ウォンを投資する。自律走行・親環境分野でより多くの投資が至急だ」と話した。
AT&Mコンサルティングのイ・テウン代表は、「基本技術の格差が大きかった時代が終わり、商品性や燃費などはわれわれもそれなりに備えることになった。いまはIT・通信との融合技術開発に全力疾走しなければならない」と強調した。
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