現代自動車グループが京畿道義王市の中央研究所で先端技術を集約して試験中の「Rカー」内部の姿。ハンドルを握らなくても「自律走行(1)」が可能で、無公害「水素燃料電池(2)」で動く。天井には太陽光電池パネル(3)を付け電力を生産し、ドアの内装材もエコ素材(4)を使った。
「Rカー」はIT企業であるグーグルやアップルまで参入する自動車大戦で現代自動車の挑戦を見せる象徴だ。現代自動車グループは世界市場で年間800万台を販売する。トヨタやフォルクスワーゲンなどに次いで世界5位だ。1967年に組み立て業者としてスタートし、難関を乗り越え半世紀で神話を成し遂げた。宿題もある。国民大学のユ・ジス総長(元自動車産業学会会長)は、「韓国車の技術力は世界的水準に来た。だがラグジュアリー・プレミアム車両としてのブランド価値と高級仕様は不足する」と診断した。
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