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<東アジアカップ>韓日戦、惜しくも引分け…半分の成功(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

シュティーリケ監督

1954年スイスワールドカップ(W杯)地域予選。サッカー韓国代表の選手たちは「日本に負ければ玄海灘(大韓海峡)に落ちて死ぬ」とし、当時の李承晩(イ・スンマン)大統領の前で覚悟を見せた。歳月が流れてもサッカーで韓日戦の意味は特別だ。監督は結果に対して責任を負うため、韓日戦を控えては負担が大きいはずだ。しかしシュティーリケ監督(61、ドイツ)は所信を守った。先発メンバーを8人も入れ替え、破格的な実験をした。結果は1-1の引き分け。物足りなさと希望が共存する「半分の成功」だった。

韓国は5日、中国武漢で行われた2015東アジアカップ第2戦で「宿命のライバル」日本と1-1で引き分けた。歴代対戦成績は40勝14敗23分けだが、2010年以降、日本戦は5試合連続で勝利なし(2敗3分け)だ。大会の中間成績は韓国が1勝1分け、日本が1敗1分け。

昨年9月の就任後、シュティーリケ監督にとって最初の韓日戦だった。2日の中国との第1戦で李庭協(イ・ジョンヒョプ、24、尚州)、金承大(キム・スンデ、24、浦項)らを起用し、2-0と完勝したシュティーリケ監督は、日本戦では先発メンバー8人を入れ替える大胆な実験をした。


4-2-3-1フォーメーションのうち主将兼中央DFの金英権(キム・ヨングォン、25、広州恒大)と守備型MFの張賢秀(チャン・ヒョンス、24、広州富力)、GKの金承奎(キム・スンギュ、25、蔚山)の3人だけを先発メンバーに残した。そして日本Jリーグでプレーする金民友(キム・ミンウ、25、サガン鳥栖)、李勇載(イ・ヨンジェ、24、長崎)、鄭又栄(チョン・ウヨン、26、ヴィッセル神戸)、そして196センチの長身FW金信旭(キム・シンウク、27、蔚山)を起用した。

韓国は前半25分、相手のハンドでPKを獲得した。これを張賢秀が冷静に決め、1-0とリードした。しかし前半39分、惜しくも同点ゴールを許した。山口蛍(セレッソ大阪)がアーク右側から強力なミドルシュートを放ち、ゴール左隅に突き刺さった。

その後の流れは良くなかった。金信旭は孤立し、「知日派」は振るわなかった。攻撃型MFの朱世種(チュ・セジョン、25、釜山)と左DF李周勇(イ・ジュヨン、23、全北)の活発な動きは見られなかった。日本代表の監督は2014年ブラジルワールドカップ(W杯)でアルジェリアを率いて韓国に2-4の惨敗を抱かせたハリルホジッチだ。雪辱を望むファンとしては失望感を感じる競技が続いた。



<東アジアカップ>韓日戦、惜しくも引分け…半分の成功(2)

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