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韓国、宇宙産業の競争力強化が切実

ⓒ 中央日報日本語版
韓国宇宙産業が世界主要国に比べてまだ初期水準という指摘が出た。

4日、現代経済研究院の報告書「主要国宇宙産業競争力現況と示唆する点」によると、韓国宇宙産業輸出額は2008年145億ウォン(約15億4000万円)から2013年1435億ウォン(新規調査企業除外)と約10倍程度に増加した。だが、韓国の世界輸出市場占有率は米国、中国、日本など15カ国中14位(0.6%)にとどまった。

韓国政府の宇宙技術研究開発費は2009年以降、毎年停滞状態で、研究開発費を含む宇宙開発予算は2013年3億2000万ドル(GDP比0.023%)で、主要国のうち11位だ。設備投資に研究開発投資を合わせた総投資規模も、2013年951億ウォンから前年度に比べて32.6%減少するなど、2007年以後宇宙産業に対する投資は伸び悩み、不規則な様相を示している。


韓国の航空宇宙分野技術水準は、昨年を基準として最高技術国の米国との技術格差が9.3年程度広がっていることが明らかになった。報告書は、これは欧州連合(2.5年)、日本(4.8年)、中国(5.0年)から技術力が大きく遅れていることを意味しており、主要国の中で最下位水準だと指摘した。

また、報告書は「最近、宇宙産業が軍事・安保領域だけにとどまらず、新たな成長動力に浮上している」としながら「全般的に韓国宇宙産業は成長初期段階で、いまだ初期段階から抜け出すことができていない」と指摘した。



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