サムスン電子の半導体の1四半期の売り上げが初めて11兆ウォン(約1兆1700億円)を突破した。サムスン電子は4-6月期の半導体部門の売り上げが11兆2900億ウォンで史上最高を記録したと30日発表した。かつて売り上げ増加を導いていたスマートフォンの実績が振るわない状況で、半導体が支えとなる役割を確実に果たしたという評価が出ている。
サムスン電子は4-6月期に売り上げ48兆5400億ウォン、営業利益6兆9000億ウォンを記録したとこの日発表した。昨年同期に比べ売り上げと営業利益はそれぞれ7.29%、4.03%減少した。しかし1-3月期に比べ売り上げは3.01%上がり、営業利益は15.36%増加した。スマートフォン「ギャラクシーS6」の発売効果で4-6月期には売り上げ50兆ウォン台を再び超えるとしていた当初の予想がはずれた。ギャラクシーS6の販売が期待に及ばなかったことが主要因に挙げられている。その上、半導体が史上最高の売り上げを記録してスマートフォン事業の不振を穴埋めし1-3月期よりも改善した実績を出したというのが業界の分析だ。営業利益は昨年7-9月期に4兆600億ウォンまで落ちて底を打った後、7-9月期に連続増加で回復傾向に入ったという評価だ。
◆システム半導体、黒字転換の効果
サムスン電子の実績回復の牽引役として半導体部門が最初に挙げられる。半導体部門は売り上げだけが最高値を記録したのではなく、営業利益も3兆4000億ウォンを出した。会社全体の営業利益の49.3%に該当する。サムスン電子の半導体部門の営業利益が3兆ウォンを突破したのは2010年7-9月期(3兆4200億ウォン)以来約5年ぶりだ。
これまでの主力事業であるDRAM、NAND型フラッシュメモリーなどメモリー半導体だけでなくシステム半導体までが善戦したことが実績改善の主要因だ。サムスン電子側は、システムLSI事業部が4-6月期に黒字転換したと説明した。1-3月期には1000億ウォン以上の営業赤字を出したが4-6月期に数百億ウォン台の営業利益を出したという。システムLSI事業部が開発したモバイル・アプリケーションプロセッサ(AP)「エクシノス」をギャラクシーS6に搭載しながら実績が改善されたと分析された。
パク・ヨンジュNH投資証券アナリストは「ほかの半導体ライバル企業が4-6月期に概して営業利益が減った状況で、相対的に堅調な実績をおさめた」として「半導体メモリーに続きシステム半導体でも利益を出しながら収益性が良くなった」と話した。
「半導体の力」で持ちこたえたサムスン電子…1四半期売り上げ史上最高(2)
サムスン電子は4-6月期に売り上げ48兆5400億ウォン、営業利益6兆9000億ウォンを記録したとこの日発表した。昨年同期に比べ売り上げと営業利益はそれぞれ7.29%、4.03%減少した。しかし1-3月期に比べ売り上げは3.01%上がり、営業利益は15.36%増加した。スマートフォン「ギャラクシーS6」の発売効果で4-6月期には売り上げ50兆ウォン台を再び超えるとしていた当初の予想がはずれた。ギャラクシーS6の販売が期待に及ばなかったことが主要因に挙げられている。その上、半導体が史上最高の売り上げを記録してスマートフォン事業の不振を穴埋めし1-3月期よりも改善した実績を出したというのが業界の分析だ。営業利益は昨年7-9月期に4兆600億ウォンまで落ちて底を打った後、7-9月期に連続増加で回復傾向に入ったという評価だ。
◆システム半導体、黒字転換の効果
サムスン電子の実績回復の牽引役として半導体部門が最初に挙げられる。半導体部門は売り上げだけが最高値を記録したのではなく、営業利益も3兆4000億ウォンを出した。会社全体の営業利益の49.3%に該当する。サムスン電子の半導体部門の営業利益が3兆ウォンを突破したのは2010年7-9月期(3兆4200億ウォン)以来約5年ぶりだ。
これまでの主力事業であるDRAM、NAND型フラッシュメモリーなどメモリー半導体だけでなくシステム半導体までが善戦したことが実績改善の主要因だ。サムスン電子側は、システムLSI事業部が4-6月期に黒字転換したと説明した。1-3月期には1000億ウォン以上の営業赤字を出したが4-6月期に数百億ウォン台の営業利益を出したという。システムLSI事業部が開発したモバイル・アプリケーションプロセッサ(AP)「エクシノス」をギャラクシーS6に搭載しながら実績が改善されたと分析された。
パク・ヨンジュNH投資証券アナリストは「ほかの半導体ライバル企業が4-6月期に概して営業利益が減った状況で、相対的に堅調な実績をおさめた」として「半導体メモリーに続きシステム半導体でも利益を出しながら収益性が良くなった」と話した。
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