日本の共同通信と中国の新華社通信は24日、三菱マテリアルが自社の強制労働に動員された中国人3765人に対して謝罪し、基金形式で被害者1人あたり10万元(約200万円)の補償金を支払うと報じた。三菱側と中国側の交渉チームは近く北京で会い、合意文に署名する予定だ。
昨年3月、中国人強制労働者のうち生存者約40人は三菱マテリアルと日本コークス工業(旧三井鉱山)を相手に、1人あたり100万元の賠償金とともに日中両国の主要日刊紙に謝罪声明を掲載することを求める内容の訴訟を北京第一中級裁判所に起こした。実際の賠償額は要求額の10%にすぎないが、今回、日本側が誠意を見せたことで訴訟が取り下げられる可能性もある。
昨年3月、中国人強制労働者のうち生存者約40人は三菱マテリアルと日本コークス工業(旧三井鉱山)を相手に、1人あたり100万元の賠償金とともに日中両国の主要日刊紙に謝罪声明を掲載することを求める内容の訴訟を北京第一中級裁判所に起こした。実際の賠償額は要求額の10%にすぎないが、今回、日本側が誠意を見せたことで訴訟が取り下げられる可能性もある。
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