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「韓国人、豪州で技術習得・就職機会増えるはず」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

バーミンガム豪教育訓練省副長官

「韓国と豪州の間で学生・就業者交流が増えると期待する」。

豪州教育訓練省のサイモン・バーミンガム副長官は19日、「職能標準(NCS)を導入し始めた韓国と豪州はさまざまな接近を通じて、両国間の資格相互認証体制を早期に構築できるだろう」とし、このように述べた。

豪教育訓練省は韓国の教育部と雇用労働部を合わせたような省であり、連邦上院議員のバーミンガム副長官は職業教育・訓練分野を担当する長官級の人物。バーミンガム副長官は最近訪韓し、金載春(キム・ジェチュン)教育部次官、高英先(コ・ヨンソン)雇用部次官と両国間職業教育・訓練分野政策定例協議会を開くことに合意した。資格相互認証に合意すれば、韓国で取得した資格を豪州でも認められ、現地就職が可能になる。


両国は電気・情報技術(IT)、輸送分野から相互認証を推進している。バーミンガム副長官は「両国間の自由貿易協定(FTA)締結で豪州の人材が不足する部門で韓国人が働く機会が生じた」とし「韓国人留学生が豪州で技術を学び、その技術を就業につなげられるだろう」と話した。

また「豪州には約2万8000人の韓国人留学生がいるが、このうち40%が職業教育・訓練を習っている」とし「韓国ポリテク大学とシドニー専門技術大学(TAFE)が共同で職業教育・訓練分野講師陣養成プログラムを作ったが、今後より多くの協力が可能だろうと期待する」と述べた。

「豪州は産業界の提案に合わせて職業教育・訓練体制を構築したという自負心がある」と強調したバーミンガム副長官は、韓国が豪州の事例などを参考にしてNCS体系を構築することに関し、「韓国の関連制度準備に豪州が実質的な支援案を提供する」と述べた。

バーミンガム副長官は「豪州は過去数十年間、経済改革と開放で大きな経済成果を出した」とし「鉱山、資源開発、農業、観光、金融、保険、投資銀行など産業別の教育を実施したのも役立った」と話した。続いて「豪州の経験から、職業教育・訓練体制の構築時、すべての教育・訓練が実質的な経験として役立つよう産業界とともに準備するのがよい」と勧告した。



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