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韓国人の財務管理実力「落第点」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国人は金融分野に関して比較的多くの知識を持つが、財務設計や貯蓄など実際の金融行為はそうでないという調査結果が出た。

金融監督院は経済協力開発機構(OECD)ガイドラインに合わせて18歳から79歳までの成人2400人を対象に「金融理解力」を調査した結果、韓国人の金融理解力は22点満点のうち14.9点だったと1日、発表した。これは似た調査をしたOECD14加盟国と比較すると、ドイツ(15.0点)に次いで2番目に高い点数。英国(14.1点)、ノルウェー(13.9点)などの国は韓国より低かった。

しかし韓国人の財務状況管理など金融行為は5.1点にすぎず、OECD平均値(5.3点)を下回った。金融態度の点数も3.2点で、OECD平均値(3.3点)に達しなかった。


金融知識とは貸出利子や分散投資などの概念に対する理解度を測定したもので、金融行為とは所得と支出管理および財務設計、金融取引などを実際にどれほどうまくしたかを評価したものだ。金融態度は貯蓄や信用取引性向などの態度を点数化した。結論的に韓国人は平均的に優秀な金融知識を持つが、実際にはこれをうまく活用できていないと解釈されると、金融監督院は説明した。

年齢帯別の金融理解力は40歳代が最も優れ、30歳代、50-64歳、20歳代、65歳以上の順だった。20代は未来に対する財務設計などに関する認識が不足し、高齢者は福利計算など数理的な金融知識が弱かった。地域別では市・道地域より郡・村・面地域の居住者の金融知識が低い方だった。



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