今年の日本の防衛白書、「中国の海洋進出は『高圧的』」と批判

2015.07.02 16:50

日本の防衛白書が、今年の中国の海洋進出を強く批判していたことが分かった。

共同通信は１日、今年の防衛白書で中国の南シナ海の暗礁埋め立てなどに対して「高圧的とも言える対応を継続している」という表現で批判したと報道した。

共同通信はまた北朝鮮の核・ミサイル開発やテロのリスク増大に対して日本の安全保障の環境が「一層厳しさを増している」と指摘したと伝えた。

２日、ＮＨＫも今年の防衛白書について中国が南シナ海の海洋進出を活発にしていることに対して「急速かつ大規模な埋め立て活動を強行し、国際社会から懸念が示されている」などと強い警戒感を示す内容になっていると伝えた。