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イスラム国、韓国産小銃「KWC」使用…写真で確認

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
極端主義武装勢力のイスラム国(IS)の隊員が韓国産K2C小銃を使用していることが確認された。イラク北部サラーフッディーン州のIS支部が今月初め、バイジ南部での戦闘場面を広報したソーシャルネットワーク(SNS)の写真でだ。

5.56ミリ口径のK2Cは韓国軍の主力個人武器K2小銃の最新改良製品で、まだ韓国軍内でも一部の特殊部隊が試験的に使用する武器だ。国防部は18日、「インターネット上で広まっている写真の中の小銃はK2Cモデルに間違いない」とし、防衛事業庁とともに小銃がISに流れた経路の把握に乗り出した。軍の関係者は「ISは点組織で活動するため公式的な確認は容易でない」とし「国内で銃器を生産する企業が昨年、イラク政府軍の特殊部隊用として輸出したことがあり、ISがイラク政府軍の武器庫や武器輸送車両を奪取した可能性がある」と話した。

国連は報告書を通じてISが250台の奪取車両を運用し、イラク・シリアの最新武器を奪い取り、ロシア製T-55・T-72タンク、米軍機関銃、対空武器まで保有していると分析した。ただ、アフリカのマラウイ、パプアニューギニアなどにもK2Cが販売されただけに、第3国を通じてISに渡った可能性もある。K2Cは韓国軍の主力個人武器K2小銃を改良した製品だ。市街戦など接近戦で活用度が高く、機動性が優れている。有効射程距離は600メートル。

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