ニューヨークのマンハッタンでアジア人女性を狙った暴行事件が再び発生した。１０日（現地時間）以降４回目だ。

ニューヨーク市警によれば容疑者は１５日午後、マンハッタン南側のチャイナタウンのクリーニング屋で働いていたアジア人女性と言い争っているうちにビニール袋に包んだ堅い物体でこの女性の顔を強打した後に逃げた。容疑者は暴行前に「お前の言い方が気に入らない」と話していたという。近隣のＣＣＴＶに映っていた容疑者は、ほっそりしたスタイルの若い黒人男性だ。警察は容疑者がこれに先立ち１０～１２日、マンハッタンのあちこちでアジア人女性３人の顔面を鈍器で殴って逃走した犯人と同一人物とみて調査中だ。警察は、容疑者がアジア女性たちに偏見を持っていたと推定している。容疑者は３回目の犯行直前に、アジア女性が自分とのデートを望まないと不満をぶちまけていたと米国メディアが伝えた。