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アジア大会“カメラ窃盗”事件の日本競泳選手、控訴を断念

ⓒ 中央日報日本語版
昨年、仁川(インチョン)アジア競技大会期間中に韓国記者のカメラを盗んだ容疑で起訴され、最近、韓国の裁判所から有罪を言い渡された日本競泳の冨田尚弥選手が4日、控訴を断念する意思を明らかにした。

デイリースポーツなど日本メディアによると、冨田選手は名古屋市内のホテルで同日記者会見を行い、「これ以上やっても意味はない」として、控訴しない意向を明らかにした。

冨田選手はまた、「こちらの言い分を何も聞いてもらえないまま有罪と判断され、勝てない裁判をこれ以上戦っても意味がないと思った」として控訴断念の理由を伝えた。


冨田選手はアジア競技大会期間中の昨年9月、仁川の文鶴(ムンハク)朴泰桓(パク・テファン)プールで韓国カメラマンのカメラを盗んだ容疑で略式起訴され、罰金100万ウォン(11万円)を支払い日本に出国した。しかし、日本に帰国した後は無罪を明らかにし、韓国の裁判所に正式裁判を請求したが、先月28日、求刑通り罰金100万ウォンの有罪判決を受けた。



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