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【時論】文化アイデンティティ生かしてこそ経済も再生する=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
光復(解放)70年になる現在も、国内は一部の既得権勢力の腐敗による不正スキャンダルが絶えることなく続いている。公務員社会は改革を後回しにしたまま伏地不動(やるべきことをせず保身を貫くこと)が蔓延し、政界と政府に対する信頼は底を打って久しい。法秩序は力の論理に押されバランスが取れないままふらついている。崩れた価値観を正すべき知識人も結果のない論争ばかり日常的に行うだけで中心をとらえられずにいる。

だが世界はこんな韓国を待ってはくれない。北東アジアの周辺情勢は米国・ロシア・中国・日本を軸にした緊迫した対決構図で、まるで120年前の旧韓末(朝鮮時代末期から大韓帝国時代)の状況のように流れている。大韓民国は今、日本・中国の過去の問題や領土紛争、韓半島(朝鮮半島)統一問題、製造業産業の限界など内外的にすべて非常事態だ。日本は、むくっと立ちあがる中国を狙って軍事力強化に拍車を加えている。米国は日本と連帯した中国牽制隊列に韓国の参加を強要している。中国はどうか。中国は北朝鮮というテコを活用して米国一辺倒の安保政策に対する韓国の変化を圧迫している。

旧韓末、腐敗した貴族階級の横暴と世界情勢に無知だった政界の無能力のために韓国は日帝に国を奪われたという辛い経験がある。光復70周年を迎えた今、韓国の姿がなぜか旧韓末のその混乱していた記憶と重なるのはどうしてなのか。


ジョージ・オーウェルは彼の著書『1984年』で「現在を支配する者が過去を支配する」と述べた。これは韓国の現実を眺める視覚でも示唆するものが多い。

今の韓国の軍事・経済的な力では、日を追うにつれさらに強大化する隣国を相手にするには力不足だ。力を前面に出した彼らは過去の歴史まで否定し、韓国の息の根を固く締めつけている。彼らから暗黙的に無視されている現実を私たちは直視しなければならない。サミュエル・ハンティントンは今後の世界秩序は文化的同質性の程度によってその行方が決定されるという。国家は互いに信頼できる相手を選んで取り引きし、似た指向同士が1つになって国際的・地域的な結社体を作って主権を委託する方式で展開すると予想したのだ。

こうした状況を反映するかのように日本は2020年東京オリンピックを機に自国を文化的強国にして観光大国として再生させるという計画を推進している。民族や宗教を超えた観光政策を立てている日本に続き、中国もまた最近「新型国際関係」という新造語を掲げた。一帯一路という陸上シルクロードと海上シルクロードの建設を通じて新たな国際秩序の中心国家として崛起するという野望を繰り広げている。これは軍事・経済中心の20世紀パラダイムから1段階進んで、文化によって世界秩序を再編しようとする意図だと言える。



【時論】文化アイデンティティ生かしてこそ経済も再生する=韓醍(2)

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