隣の座席の乗客として搭乗し、どんな本を読み、どんな音楽を聴くのか、好きな機内食は何かなどを確認する作業も密かに行う。情報消息筋は「金正恩第1書記の生母の高英姫(コ・ヨンヒ)が過去にスイス・フランスなど欧州国を行き来する時、韓米が協調した『同乗工作』で非常に有用な情報を得た」と述べた。金大中(キム・デジュン)政権当時に海外滞在中だった高英姫が金正日総書記と通話した内容を韓国当局者が私的な席で口外し、金大中元大統領が震怒したというエピソードもある。
先週、北朝鮮イシューを追う報道機関と専門家の視線はロンドンに注がれた。金正恩第1書記の兄・金正哲(キム・ジョンチョル、34)が20日、ロイヤルアルバートホールに現れた。英国のミュージシャン、エリック・クラプトンの70歳記念公演を見るためだ。玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長の処刑などぞっとするような北朝鮮ニュースと重なりながら、金正哲の自由奔放な姿が話題になった。金正日バッジを外して西側音楽を口ずさむ姿は「恐怖政治」をする弟とはあまりにも違う。
クラプトンの公演に現れた金正哲…金正恩への「権力欲ない」シグナル(2)
先週、北朝鮮イシューを追う報道機関と専門家の視線はロンドンに注がれた。金正恩第1書記の兄・金正哲(キム・ジョンチョル、34)が20日、ロイヤルアルバートホールに現れた。英国のミュージシャン、エリック・クラプトンの70歳記念公演を見るためだ。玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長の処刑などぞっとするような北朝鮮ニュースと重なりながら、金正哲の自由奔放な姿が話題になった。金正日バッジを外して西側音楽を口ずさむ姿は「恐怖政治」をする弟とはあまりにも違う。
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