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北朝鮮、開城工業団地の訪問撤回・・・潘基文「非常に遺憾」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

潘基文国連事務総長(写真=中央DB)

北朝鮮が潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の21日の北朝鮮訪問を突然撤回した。

潘総長は20日、ソウルデジタルフォーラムでの演説で「今日未明、北朝鮮側が突然、外交経路を通じて私の開城(ケソン)工業団地の北朝鮮訪問許可の決定を撤回すると知らせてきた」と明らかにした。

潘総長は「北朝鮮側は突然の撤回理由については何の説明もなかった」としながら「非常に遺憾だ」と伝えた。潘総長は「国際社会とともに協力して韓半島(朝鮮半島)の平和定着の努力を促し続けていく」とつけ加えた。


彼は19日午後、仁川(インチョン)の松島(ソンド)で開かれた「2015世界教育フォーラム」で記者会見を行って「今週木曜日の5月21日に開城工業団地を訪問する予定」と明らかにした。

それと共に「開城工業団地は韓国と北朝鮮にとってウィンウィンモデルとみられている」として「韓国と北朝鮮の相互補完的な方法として望ましい事例を見せている。こうした協力が拡大するよう願う」と明らかにしていた。

潘総長の北朝鮮訪問が成功していれば1993年12月のブトロス・ガーリ元国連事務総長の北朝鮮訪問以降2回目だった。

潘総長は21日午後、京畿道坡州(キョンギド・パジュ)の都羅山(ドラサン)南北出入事務所を通じて京義(キョンウィ)線の陸路から開城工業団地を訪問して入居企業を見学し、北朝鮮側の労働者に会った後、工団の応急医療施設も訪問する予定だった。





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