北朝鮮情報に詳しいこの関係者は「李前大統領が回顧録で在任当時の南北秘密接触などを記述したことに関連し、北当局が大々的な調査をした」とし「対南事業の総帥格である金養建(キム・ヤンゴン)労働党統一戦線部長兼対南書記、そして元東淵(ウォン・ドンヨン)第1副部長とメン・ギョンイル副部長など統一戦線部所属の幹部が調査を受けた」と述べた。また「実務陣は現在も検閲を受けている」とし「回顧録の内容と比較し、実際にそういうことがあったかどうかが調査されている」と伝えた。
李前大統領は2月、在任中の出来事を回顧録の形で整理した『大統領の時間』を出した。李前大統領は著書で「北が…首脳会談をする条件として我々がトウモロコシ10万トン、コメ40万トン、肥料30万トンとアスファルト建設用ピッチ1億ドル分を提供し、北側の国家開発銀行設立の資本金100億ドルをわが政府が提供する…」(335ページ)と書いた。また、首脳会談推進の秘事を説明しながら、「任太煕(イム・テヒ)長官を呼んでどうなったのか尋ねた…『合意書を書いたことはありません…金養建がこのまま帰れば死ぬといって…』」という部分もある。さらに「2011年5月に中国を訪問した金正日(キム・ジョンイル)総書記が(予定されていた公演観覧を)キャンセルして平壌(ピョンヤン)に戻った」とし「中国に投資と支援を要請したが、中国側から望むような返答を得られなかったのではないか」と書いた。
李前大統領は2月、在任中の出来事を回顧録の形で整理した『大統領の時間』を出した。李前大統領は著書で「北が…首脳会談をする条件として我々がトウモロコシ10万トン、コメ40万トン、肥料30万トンとアスファルト建設用ピッチ1億ドル分を提供し、北側の国家開発銀行設立の資本金100億ドルをわが政府が提供する…」(335ページ)と書いた。また、首脳会談推進の秘事を説明しながら、「任太煕(イム・テヒ)長官を呼んでどうなったのか尋ねた…『合意書を書いたことはありません…金養建がこのまま帰れば死ぬといって…』」という部分もある。さらに「2011年5月に中国を訪問した金正日(キム・ジョンイル)総書記が(予定されていた公演観覧を)キャンセルして平壌(ピョンヤン)に戻った」とし「中国に投資と支援を要請したが、中国側から望むような返答を得られなかったのではないか」と書いた。
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