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<北、SLBM>探知・先制打撃・迎撃難しく、キルチェーン・THAAD無力化を懸念(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮のSLBM能力に対する専門家の分析は分かれる。ひとまず軍当局は8日の射出実験は成功したと評価している。ただ、ダミー(Dummy、模擬弾)で実施し、実際のミサイルを確保したかどうかは確認できなかったという。しかし現在の流れなら北朝鮮が射程距離数千キロの弾道ミサイルを潜水艦に搭載するのも時間の問題だという評価がある。

ムン・グンシク韓国国防安保フォーラム局長は「北は30年ほど前からSLBMを搭載できる旧ソ連の潜水艦(ゴルフ級)を導入し、研究してきた」とし「最近、新型潜水艦を開発するなど潜水艦を攻撃用に拡大する戦略を立てたとみられる」と述べた。初期段階だが、長期にわたり研究してきたうえ、水中発射実験をするほどSLBMの脅威が現実化したという意味だ。

一方、ヤン・ウク韓国国防安保フォーラム研究委員は「SLBMは水中でカプセルに覆われて水面上に出た後、カプセルが外れて点火されるが、北が9日に公開した写真にはカプセルが見えない」とし「ミサイル発射角度も水面では直角であるべきだが、斜めになっていて、煙の量も少なく、疑わしい」と疑問を提起した。


戦略武器のSLBMを北朝鮮が公開したことに対し、政治的な目的という分析もある。匿名を求めた脱北者は「北は韓国とは違い、開発中の武器を公開しない」とし「メディアを通じて公開するのは特定のメッセージを伝えようという目的」と述べた。KAMDが無意味だという示威とともに5・24制裁措置の解除に圧力を加えようという手段かもしれないということだ。

昨年は随時ミサイルを発射して緊張を高めたが、特に動揺がなかったため、強力な一発を公開することでミサイル政治を強化しているという主張もある。



<北、SLBM>探知・先制打撃・迎撃難しく、キルチェーン・THAAD無力化を懸念(1)

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