昨年7月、米国カリフォルニア州グレンデール市図書館で「Do the right thing!(正しい行いをせよ)」という主題で文化行事が開かれた。絵は画家のキム・ジョンギさんが慰安婦少女像を見ながら即興で描いたドローイング。
チョン・ヘヨンさんは「少女像は慰安婦の歴史をもみ消そうとする日本に対抗する象徴」と話した。(写真=チョン・ヘヨン)
チョンさんは「韓国人も動いているというところを示さなくてはならない」と考えた。チョンさんは市関係者に会って「慰安婦の日を伝えるための文化行事を開いてみてはどうか」と提案した。グレンデール市は世界で唯一、「慰安婦の日」(日本政府の謝罪を促す慰安婦決議案が議会で通過した7月30日)をつくり慰安婦少女像を立てたところだ。ロサンゼルス近隣に位置する人口20万の小都市だが、強大国に虐殺された痛みを知っているアルメニア人系が多数暮らしている土地柄、慰安婦問題に共感する余地が大きかった。
この記事を読んで…