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電気自動車展示会で見た各社の激しい競争=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「スクーターにしては大きく、自動車にしては小さい」。4日に京畿道一山(イルサン)のKINTEXで開催された第28回電気自動車展示会(EVS)で試乗したルノーの電気自動車(EV)「TWIZY」の第一印象だ。長さ2.3メートル、幅1.2メートル。現代「アバンテ」が長さ4.5メートル、幅1.7メートルだから、自動車よりはモーターバイクに近い大きさだ。このため一般車1台を駐車する空間に計3台のTWIZYを駐車できる。2人乗りだが、後ろ座席の同乗者が運転席を押して乗った後に運転手が座ることになる。重さは474キロ。起亜「モーニング」(925-945キロ)の半分ほどだ。

スタートさせると、ブーンという機械音の代わりに電気自動車の柔らかい音が聞こえた。加速ペダルは一般の自動車より力強く踏んでこそ速度が上がる。諸元上の最高速度は時速80キロ。一度の充電で走行できる距離も80キロだ。減速帯の上を走る時は衝撃がやや大きかったが、気分が悪くなるほどではなかった。コーナーを時速40キロほどで曲がると体がやや傾いた。しかし車体が低いため不安定ではない。窓がなく左右に開いた開放感がオープンカーに乗るような気分にさせる。

2012年に発売されたTWIZYは現在、欧州で1300万ウォン(約144万円)台。昨年、欧州だけで1万5000台売れた。


ルノーサムスンのキム・ジョンヒョクEV営業戦略チーム課長は「この小さくて実験的な車が出退勤・カーシェアリング・配達車として人気がある」とし「破格的なデザインほどTWIZYは電気自動車の革新性を象徴する」と紹介した。

試乗を終えて立ち寄った日産のブースでは、累積16万台以上売れた世界販売トップの電気自動車「リーフ」を紹介中だった。リーフを家庭用電力として活用する「LEAF to Home」サービスを試演する順序だった。講演者が電源を消すよう指示すると、ブースが暗くなった。講演者が車の前のエンブレムのカバーを開けて電気コードを差し込むと、電気がついた。リーフのバッテリーに充電した電気を家庭用電力として活用したのだ。

講演者は「停電が発生したり非常事態でリーフを移動式大型バッテリーとして使用できる。それだけ電気自動車が日常に近づいたということ」と説明した。



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