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「安倍、歴史直視できず」→「難題を棚上げ」…日中は解氷期(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
一方、韓日関係に話題が移ると、雰囲気は違った。16日に東京で会った日本外務省当局者に、最近発表された日本の外交青書から「韓国と基本的価値を共有する」という表現をなぜ削除したのかと尋ねた。「外交青書は首相の演説などに基づいて定期的に修正することになっている。とにかく韓国が日本と同じく米国の同盟国という認識には変わりない」。誠意のない返答のうち「とにかく」という言葉が引っかかった。

韓国の外交はその間、米中対決、日中葛藤など周辺強大国が対立する状況で戦略的空間を確保してきた。お互い韓国を味方に引き込もうとする状況を楽しみながら。尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官の「米中のラブコールは祝福」という発言がそうだった。しかし日中関係の改善はこうした楽しさから韓国が目覚めることを要求している。ある専門家は「中国は韓日米三角構図を崩そうと韓国を引き寄せようとしたが、日本と関係がよくなれば韓国の効用価値は確実に落ちるはず」と指摘した。今こそ本当に外交、創造する外交が必要な時が来たのだ。韓日関係を「直球」だけで扱う必要はない。韓日中、韓日米という3カ国協力などを活用した「カーブ」も駆使しなければならない。

李洪九(イ・ホング)元首相は23日、韓日米3カ国の記者にこう述べた。「韓日中30人会議(賢人会議)が作られる過程で最初の会議場所を決めるのに1分もかからなかった。みんながソウルを望んだ。日中間に難しい問題があればいつも韓国に話をする」。


ヒントの出発だ。韓国が主導権を握ることができる外交選択肢は間違いなくある。



「安倍、歴史벒視できず」→「難題を棚上げ」…日中は解氷期(1)

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